車やバイクのバッテリーにとって冬は厳しいい時期で、バッテリーが突然死するのは寒い時期が多かったりします。我が家の原付のバッテリーも昨冬は瀕死の状態で、始動の際にセルを回す力は全くない状態が続いていました。それでもキックスターターでエンジンをかけ、しばらく走行するとオートスタンドでスタンドがけする程度の充電はできる状態が続いていました。
冬を越すとバッテリが息を吹き返す場合があるのでそれに期待していましたが、暖かくなっても状況に変化はありませんでした。完全死はしていないものの、瀕死の状態であることは間違いありません。そこでようやく6月になりバッテリを交換することにしました。
私ほどになるとバイクも車も近くのショップでバッテリを買ったりしません。まともに買うと原付用のバッテリーでもきちんとしたメーカのものは6,000円から7,000円ほどします。そこでネットで探してみると思惑通り、2,000円(送料込)ほどGS YUASA(台湾製)のバッテリを購入することができました。
密閉式バッテリの場合、たいていはバッテリ液が充填されたうえで充電された状態で売られています。バッテリ液は劇薬の希硫酸ですので安全性を考慮しこうした対応をとっている場合が多いようです。
届いたバッテリはこんな状態です。バッテリ本体とバッテリ液が別になっています。さっそくバッテリ液を充填していきましょう。バッテリ液のキャップとなっている部分は後で使用する大事なパーツですので丁寧に外します。
バッテリ上部に貼り付けられているテープをはがします。こちらもなるべく丁寧に
バッテリ液をバッテリ本体の上部の穴にグイっと押し込んでバッテリ液を注入します。こぼさないように注意が必要です。また万が一の時に備えて手袋をしておくのが良いです。
バッテリ液がすべて入ったら、バッテリ液の容器のふたとなっていたパーツでバッテリの蓋をします。少し硬いですがきっちりとハマるまで押し込む必要があります。
バッテリの準備ができました。本来は初期充電をしてから取り付けるのですが充電器がないのですぐに取り付けます。取り付け後に30分もっ走れば大丈夫でしょう
バッテリはここに隠れています。先の細いものでカバーを開けます。
バッテリが見えましたね。古いバッテリを外していきましょう。
プラスドライバで簡単に外れます。要は電池交換なので難しいことはありません。
古いバッテリが外れました。今回購入したものと同じGS YUASA(台湾製)のYTX4L-BSという型式のものです。前回交換したのが2012年ですので約4年間活躍してくれた形になります。
新旧バッテリを並べてみました。若干、デザインが変わったようです。電極部分の形状も変更になっています。
後は古いバッテリを外したのと逆の手順で取り付けたら完了です。
う~ん
これならめんどくさがり屋の私にでもできそうですね
何しろ切ったりくっつけたりする部分がないので(笑)
バッテリー液はこれも台湾製なのでしょうか
この部分だけは輸入が危ないので日本製なのでしょうか
あさとさん
基本的には電池交換ですので、難しいことはありません。
パッケージされシュリンクされた状態で配送されていますので、おそらく希硫酸も台湾で詰めているのではないかと思います。
私はセルスターターのバイクに乗った事が無いのでバッテリーの状態を
気にした事が有りません。
ちなみに「いはちⅠ号」のバッテリーは余分な電子機器類が付いているで
新車2年でダメになってしまい、その後バッテリー上がり防止の装置を
+側に装着しました。その後12年もっています。が、さすがに今年の
車検で取り替えようとおもっています。
お疲れ様でした。
いはちさん
セルはあるのですが普段はキックでスタートしています。ただTACTには「オートスタンド」と言うセンタースタンドを電動で立てる機能があり、これに電気を使うのです。オートスタンドは大変便利なので一度経験してしまうと、なかなか手放せません。なぜその後この機能があるバイクがないのだろうと思ってしまいます。
「医薬用外劇物」と書かれるとゾーッとしますね(笑)
でも、書かないと安全が保たれませんからね。
旅途愉快さん
法律的に記載が求められている薬品ですからね。誤飲でもしたら大変なことになりますし
そうそう、単車のバッテリーは小さいけど高いんですよね。
数がさばけない分、生産が少量になってコスト高になるんだとか・・・
なもんで、私もできるだけ安いバッテリーを探して交換してましたが、交換した後の古いバッテリーの処理げ結構面倒くさかったです。
一般ゴミで引き取ってくれませんしね・・・
餌釣師さん
ご存知の通り同じような大きさでも規格がいろいろありますからね。もう少し規格を整理統合すれば製造ロットを大きくできると思うんですけれどね・・・
交換後の古いバッテリーの処理は確かに面倒ですね。私の場合は20年来の付き合いのある車屋さんに無料で引き取ってもらっていますが、そういうツテのない人は処理量を払って専門業者に廃棄してもらったりする必要がありますしね