先日、イサーンの様子を紹介した記事でタイの地震に関するコメントを頂きました。そこで近かいはタイの活断層の様子について紹介してみたいと思います。まずはタイ天然資源局が作成した『タイ活断層マップ』を見ると、こんな感じです。
© Active Fault Zones in Thailand タイ王国工業省鉱物資源局
画像が大きいので少し見にくいと思いますので、少し切り刻んで見てみましょう。
ミャンマーと国境を接するチェンマイやチェンライのあたりに活断層が見られます。
バンコクの北西にあるシーサワット近辺にも活断層が見られます。バンコク近辺には活断層は見られませんね。そのほか南部のパンガーあたりにも少し活断層があるようです。
一方で今年の訪タイでお世話になったアムナートチャルーンをはじめイサーンには活断層は皆無です。こんな状況ですので、イサーン出身のタイ人の中には日本に来るまで地震を経験したことがなかったなんて人も少なからずいます。
参考までに日本の活断層はこんな感じです。タイと比べるとその多さが分かりますね
タイの活断層図を見ると、この国土の成り立ちがわかるような気がします。
ヒマラヤの延長線上と考えても良いのでしょうか?素人ですが。
日本のそれはすごいですね。千葉県は嶺岡あたりに沿って活断層がありますが
大きな地震があったらま~くさんと私は地続きではなくなってしまうかも
しれませんね。
いはちさん
日本は太平洋プレートとの位置関係もあり、活断層が集中していますね。それに比べてプレート移動とはほぼ無縁のタイでは活断層がない事がこうしてみると一目瞭然です。日本に来たタイ人は地震の多さに驚きますが無理もありませんね。
県内も多くの活断層がありますね。この国に生きている以上、ある程度の覚悟・準備をしながら生活する必要がありそうですね
始めてバンコクと香港に行った時(ツアー)
現地係員の説明で両都市とも
地震がないので超高層建築が可能だと説明を受けました
なのでその時
バンコクは地震がない⇒タイは地震がない
そのように拡大解釈していましたが
南の方はそうでもないようですね
あさとさん
タイ南部はプーケット付近で昨年にM4クラスの地震がありましたが、あまりタイ南部の地震のニュースは多くないように感じます。一方で北部のチェンライでは、一昨年(2014年)にM6クラスの地震が発生し被害が多数出ましたし、先月も被害はなかったもののM3クラスの地震が複数あった事が伝えられています。
でもバンコク付近では活断層もありませんし、地震の心配はあまりなさそうです。
こうやって見るとフォッサマグナが判りますね。
餌釣師さん
日本列島が形成された歴史をあたらためて感じる事が出来ますね。
日本で地震が多いはずです