先日の館山からの帰り道で偶然見つけて立寄ったのが、崖観音と呼ばれる大福寺である。
ここは養老元(717)年に、漁民の安全と豊漁尾を祈願するために、行基上人によって開かれた寺だということである。千葉県内最古の十一面観音の磨崖仏(まがいぶつ)が見ものということである。その異名にもあるように、船形山の中腹の断崖に張り付くように朱色の観音堂が、海を見下ろすように建てられている。
館山自動車道の富浦ICに向かう途中に、道路からこの観音堂が見えたことから急遽、立寄ることにしたのである。寺内の駐車場に車を止め、急な石段を登っていくと、5分ほどで観音堂に到着することができた。見ものという磨崖仏は残念ながら痛みが激しいために写真を撮る事を控えることにした。
観音堂には展望台のようになっている箇所があり、館山の街や海を見下ろすことができる。かなりの高さなので真下を覗くと足がすくむ思いがするが、海の方に目を転じて見ることのできる海は一見の価値があると思う。
天気の良い日であれば伊豆大島をはっきりと見ることができるとの事であるが、あいにくこの日は見ることはできなかったのは残念であった。
観音堂はこんな感じで崖にめり込むように建っています。
観音堂へはこの石段を上っていきます。
観音堂の入り口です。
観音堂の内部。この奥に磨崖仏があります。
堂内にはこんな細かい装飾も
観音堂の真下はこんな感じです。
館山の海を望みます。なかなか良い風景です。
おおっ 絶景ですね
ヤクルトの館山は苦手ですが千葉の館山は 大変気に入りました
(笑)
ぜひ訪ねてみたいけど
今は [E:coldsweats01]「山登り」は苦手なんです…
(苦笑)
岩肌が妙に絵になっていますね。
上から見る お墓に高さが感じられます。
いい眺めですね~。太平洋が見えているんでしょうか。
あれっ、対岸に陸地が・・・ということは館山湾ですか。
館山の街も綺麗に見えますね。
へぇ、中国にありそうな雰囲気です。
仏教系の施設?に国境は無いんですね。
自然と共生している感じがgoodです。
おお 崖観音に行かれましたか~
観音堂から見る海は子供の頃からずっと見ていたのですが
いつ見ても新鮮です。
実はお堂手前に洞窟があり、そこを抜けると山の裏側に
出られるのです。夏はゲジゲジが多くてダメですが
冬に懐中電灯を持って探検するのも良いですよ。
さとさん
館山は海もきれいですし良いところですよ。
今回はあまり観光スポットを巡っていませんが、ほかにも良いところがたくさんあります。
今度、館山ワハハに参加されますか?
tet5さん
岩肌の感じがまた良い味を出していますよね。
見えている海は館山湾です。対岸に見えるのは富浦辺りですね。
湾とは言っても殆ど外洋と変わらないので、海もきれいです。
餌釣師さん
確かに中国でも見られそうな雰囲気もありますね。
見学した感じでは、神道的なシャーマニズムと仏教が融合した感じでした。
上るのにもあまり時間がかかりませんでしたし、意外と気軽に行けます。
いはちさん
堂の手前の洞窟は発見して一応、写真は撮っています。
ただ柵がしてあって、通り抜けることができなくなっていました。
洞窟の向こうは何だろうと思っていたのですが、反対側に抜ける通路になっていたのですね。
凄いところにおあるんですね。
なんか中国的!
本当に中国ならそのうち落ちてくると思いますが。
このようなところにあるお寺とかをみるたびにいつも『どうやってこの材料を運んだのだろう?』とか『なんでここに作ろうと思ったのだろう?』と不思議に思ってしまいます。
面倒くさがりの私がお坊さんだったら絶対にこんな山に建てようとは思わなかったと思われます(笑)