故人たちの祭壇を載せたトラックは、一時間ほどかけてようやく寺に到着しました。祭壇を広い講堂に運ぶのかと思っていましたが、意外にもトラックは小さな本堂を目指します。
そして本堂の前にやってきた車たちは、そのまま本堂の前を回り始めます。そのまま三回本堂の周りを回った後に、ようやく講堂の近くに車が移動し止ります。そこからは再び男たちの出番です。トラックの荷台の祭壇を高床式になっている講堂に運び入れるのですが、その際に村の若者たちが駆け寄ってきます。
しかしこちらの若者たち、手伝ってくれるのかと思いきや急に祭壇を神輿のように激しく上下に揺らし始めたのです。祭壇の上には僧形の若者が乗ったままです。これは祭壇をもつ若者がふざけているのではなく、たいていはこのような形で講堂に祭壇を運び入れるようです。
そんな想定外の展開はありましたが、無事祭壇を講堂に運び入れたところでこの日の行事は終了です。
寺院の門です。一時間ほどかけて到着です。
こちらが本堂です。綺麗な装飾が施されています。
祭壇を運び入れるのはこちらの講堂です。
祭壇を載せたピックアップトラックが到着しました。
まずは祭壇を載せたまま、本堂の周りを3回まわります。
その後、ようやく講堂に祭壇が運び込まれました
日本でも葬式の日に仮の位牌と遺影を先頭に寺の庭を3回時計回りで回るという
事を昔見たことがあります。今はやらなくなった様ですが・・
三回回るって何か意味があるのでしょうかね。
いはちさん
日本でもそう言ったことをするところがあるんですね。タイでの理由はよくわかりませんがお経を三回唱えた事になるとか言ったところだと思います。
3回まわるという風習はまったく知りませんでした
こういう主教儀式は必ず意味がありますので
単純に3回まわる意味合いだけではなく
なんかの「代わり」「短縮形」かもしれませんね
あさとさん
おっしゃるように明確に何かの意味があるのだと思います。機会があれば少し調べて見たいと思います。