本日は先日、購入したGarmin社の活動計、vivofit3に関して書いてみたいと思います。
ForeAthlete235Jを活動計として使用する際の難点
先日、Garmin社のランニングウォッチ、ForeAthlete235Jに関する記事を書いた事があります。その際に、ランニングウォッチとしての性能が優れているだけではなく、自分の体の動きを示す活動計としても活用できると言う話を書きました。
確かにForeAthlete235Jを活動計としても威力を発揮してくれるのですが、小生は次のような難点も感じていました。
- 普段使いの時計としては大きい
- 週に1度は充電が必要
1に関しては普段から腕時計をする習慣のある人には問題ないかもしれません。しかし小生は30年以上も腕時計をせずに生活してきましたので、意外と邪魔に感じるのです。またベルトの内側に汗をかくのも不快です。2に関しては充電している間は活動計としての機能しログを収集することができません。また本ブログで散々書いているリチウムイオン電池の劣化と言う問題も発生します。
以前に購入した活動計『Diggro DFit』
活動計に関しては以前にも、中国製のDiggro DFitと言う製品を購入したことがあります。(→以前の記事)
こんな感じの活動計です。しかし使っているとDiggro DFitとスマホを連携させるアプリについて以下のような不満を感じるようになりました。
- 他アプリとの連携ができない
- 収取したデータをエクスポートできない
- 収取したデータが蓄積できない
またデータが1日しか保持されないので、当日のデータを見るには良いのですが前日の結果と比較することができないのです。いかにも刹那的な中国人が考えそうな仕様です。当時、活動計を購入した目的は、人よりも高めと感じていた心拍数のモニタリングでした。しかしランニングを始めて安静時心拍数が60程度に下がるとDiggro DFitは使わなくなっていきました。
候補選定
今回、活動計を再び購入するに当たり、求める機能は「睡眠状態の分析」「歩数計」のふたつとしました。欲を言えば心拍計もあればベストですが、必須条件とはしませんでした。またすでににランニングの記録を始めとしてバイタルデータをGarmin 社が運営するクラウドサイト、Garmin Connect で管理していますので、そこと連携できる必要があります。そうして、候補として選定したのが以下の2製品です。
- vivosmart HR J
- vivofit3
機能的にはvivosmart HR Jは光学心拍計を搭載しており、vivofit3は心拍計はオプション(別売)となっています。こうして並べてみると、やはり心拍計付きの方が良いなと言う欲が沸いてきますが、小生が注目したのはバッテリに関する仕様です。
- vivosmart HR J ->充電式リチウム電池(稼働時間約5日)
- vivofit3 ->CR1632:1個(稼働時間約1年)
vivofit3では汎用のボタン型電池を使用し、かつ約1年も使用することができるのです。一方でvivosmart HR Jでは週に一度以上の充電が必要ですし、リチウムイオン電池の使用回数に応じた劣化も気になるところです。やはり心拍数を常時計測するというのは、電力を消費するという事なのでしょう。
今回はバッテリに関する仕様の違いが決め手となり、vivofit3を購入することにしました。価格的にもvivosmart HR Jの半額ほどで済みました。
使用感レビュー
装着してみると意外と小さくこれなら、腕時計に慣れていない小生でも違和感なく装着することができます。以前の「Diggro DFit」と比べてもサイズ的には小さいです。また少しでも消費電力を抑えるためか、液晶画面はかなり小さめですが表示するのは時計か歩数なので、不便に感じる事はありません。
具体的な設定手順は割愛しますが、基本的に設定はGarmin Connect Mobileというアプリを使用しスマホで行う事になります。その後もvivofit3 で収集したライフログデータは、まずスマホのGarmin Connect Mobileと同期させると、Web版のGarmin connectでも確認が可能となります。(別売りのANT+アダプタを購入し、PCに装着すると直接Web版のGarmin connectに連携することができる)
一部のレビュー記事ではvivofit3 とGarmin Connect Mobile の同期は手動でしかできないと書いてあるものがあるが、Web版のGarmin Connect のデバイス設定で同期の頻度を設定する事ができます(上図)。小生は一番頻度の低い「制限(一日1、2回」に設定して使用していますが、どのようなタイミングかわからないもののGarmin Connect Mobile を起動するとたまに同期処理が走っています。
収集できる情報は、心拍数をのぞきForeAthlete235Jを活動計として使用していた時と同じものです。新しくできるようになった事があるわけではありませんが、活動計のダウンサイジングを図れたことには満足する買い物となりました。
スマホ版のGarmin Connectよりも、Web版のGarmin Connectの方が設定できる項目が多いようです。
一番の目的であった睡眠分析も行ってくれます。
歩行数は時間ごとにグラフ化してくれます。
う~ん。頭からつま先まで走る前には金で解決できる事はしておけ。と言うのが
私のモットーですが、これがあれば少しは私の走りも変わるかもしれませんね。
もしかしたらフル完走できるかも。でも設定が・・・とにかくこの様な弱電に
弱い私です。
いはちさん
以前にランニングウォッチの記事を書いたので、分かりにくなってすみません。こちらは活動計ですので、走る事はあまり関係ないんです。簡単に言えば万歩計のようなもので、付加機能として睡眠計測ができると言った代物です。
面倒な設定はありませんし、あっけないほど簡単に使う事が出来ます
使ってみて初めて分かる
あと少しの「便利さ」っていうのがありますよね
ただそのあと少しってのが
ここを取ればそこが不便・・・ってのもありますから
難しい所でしょうね
あさとさん
以前に紹介したランニングウォッチを活動計代わりに使っても良いのですが、やはりサイズ的には普段使いにはちょっと大きかったです。ですのでランニングウォッチは走るとき専用で、普段はこちらを使っています。サイズ的にもちょうど良いので重宝しています