JATA世界旅行博2010 -航空会社編-

昨日に引き続いて旅行博の話の続きである。飛行機好きにとってこのイベントで楽しみなのは各航空会社のブースである。

今年のイベントで最も印象的であったのは、エティハド航空であった。今年から成田に就航した、このアラブ首長国連邦の航空会社は昨年の旅行博でも出展していた。しかし昨年は日本語のできないコンパニオン一名とパンフレットが置いてあるのみとい寂しい展示であった。しかし今年はファーストクラスの座席を持込み積極的にアピールを行っていた。昨年との対比という意味でもこれは印象的であった。そのほかの中東勢の航空会社各社も積極的なブース運営を行っていた。

また国内勢はというと全日空は昨年と同じように、STAR ALLIANCE加盟各社と共同でスタンプラリーを行い、ファーストクラスのシートを展示するというものであった。また日本航空も、やはり昨年と同様にJAL Suite とプレミアムエコノミーの座席を展示するというものとなっていた。この両社にはもう少し知恵を絞ってほしいものだという感を持たざるを得なかった。

一方で欧米の航空会社各社は、あまり元気のないという印象を持たざるを得なかった。このあたりは世界的な航空不況を反映した結果なのかもしれないと感じることとなった。

エティハド航空ではファーストクラスのシートを展示。

エミレーツ航空も積極的に展示を展開。左奥には以前も話題になった個室使用シートを展示。

こちらも中東勢の一角のカタール航空。オイルマネーは侮れません

欧米勢で一番元気と感じたデルタ航空ですが、それでも展示内容は寂しいもの

A380を成田に投入予定のルフトハンザ・ドイツ航空はその模型を展示。

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昨年と同様にシートを展示です。

最後はJALです。

プレミアムエコノミーのシート。Cクラス以下のシートでは唯一、実機での利用経験のないシートいです。

それとこのシートを実機で経験すればJALの全シート制覇なのですがアジア路線にはなかなか入りません。