国内で唯一、PHSサービスを手掛けているソフトバンク・グループのY!Mobileが、2020年7月末を以てPHSサービスを停止すると発表しました。これによりPHSによる通話サービスを手掛ける事業者が消滅することになります。(->発表内容)
PHSによるサービスは1995年にNTTパーソナル(現、NTTドコモ)、DDIポケット(後のウィルコム → Y!Mobile)、アステル(会社清算)の3社がサービスを開始したのが始まりです。1998年ににPHSの契約者は7000万人ほどにまで増えます。しかし、その後は契約者数は伸び悩みPHS事業者は次第に事業売却、事業清算に追い込まれ残っていたのが、ウィルコムから事業を継承したY!Mobileだけとなっていました。
1995年から一貫してNTTドコモと携帯電話契約をしてきた小生ですが、2000年ごろにPHS端末を所有していた時期もあります。所有していたのは「P-in Comp@ct」と言うデータ通信専用の端末で、当時としてはモバイル通信では最速の64Kbpsで通信ができるというものでした。小生もかなり重宝して使っていたのですが、次第に携帯電話の通信速度が上がっていくとPHSの速度的優位性はなくなりついにはPHSを解約することとなりました。
とは言え、一時期は大変お世話になったサービスだけに、その終焉と言うのは寂しい気持ちを禁じ得ない思いです。
私はYモバイルユーザーですから
直接的な影響があります
基本的にはピッチの電話番号と
ソフトバンクの電話番号を所有していますし
データ通信はソフトバンクを利用してるわけですので
ピッチの番号がなくなるだけで使用感覚はあまり変化はないと思いますが
問題は料金でしょうね
あさと さん
SBMグループがPHS事業を買い取った時に、どこまでこの事業を継続するつもりなのだろうと思っていましたが結局こういう結果になりましたね。携帯電話とPHSの両方の網の維持メンテナンスは費用対効果が見合わないでしょう。
最近は070の番号をPHSだけではなく携帯電話にも割り当てられるようになっていますので、これまでの番号を継続して利用することはできるかもしれません。
このニュースを見るまで、一般にまだPHSがあったんだ~、という気持ちです。
最近は病院など電波の管理がされているところだけしか使用していないと思っていました。
Dr.鉄路迷 さん
細々ではありますが、事業は続いていましたね。ただDr. のような認識の人も多いので、ユーザの選択肢としてPHSが最初から挙がらないという環境でしたので、余計に厳しい状態であったと思います。
私はウイルコムのPHSを利用していました。
当時は携帯の通話料が高くて、着信はドコモで発信は
PHSで。というのが常でしたね。
特に習志野や船橋では渋滞が多かったので車の中から
(当時は特に禁止ではなかった)話すことが多かったです。
アパートの中まで電波が来なかったので、オプションの
増幅器を使用していました。
無くなっちゃうんですね。
いはち さん
車などの高速移動の場合、通話が途切れやすいという欠点は大きかったと思います。以前に会社からPHSを支給されていたことがありましたが、新幹線では満足に通話ができなかった思い出があります。
ただデータ通信では大いに活用していただけに少し感傷的になる出来事ではあります。