本日、紹介するのは飛信(→リンク)という中国移動通信(China Mobile)が提供しているソフトウェアである。日本では一般的ではないが、諸外国ではSMSでのテキストメッセージをやり取りする事が多い。飛信は中国移動の携帯電話宛てにSMSを送るソフトウェアである。
日本にいて中国の携帯電話にSMSのメッセージを送るサービスはあるが、1通50円(NTT Docomoの場合)するなど結構な金額がかかる。しかし飛信を使えば、無料でSMSを現地の携帯電話とやり取りする事が出来る。
使用方法は以下の通りである。
1.中国移動のサイトから飛信をダウンロード
2.ダウンロードしたソフトをインストール
3.自分の中国移動の携帯電話の番号登録
4.確認番号のSMSが携帯に送られてくる
5.確認番号を飛信に入力
以上の手順で飛信の利用が可能となり、あとはSMSの送受信を行いたい相手の承認依頼のメールを飛信上から送り、承認されればSMSの送受信が可能となる。手順4の確認用のSMSを受信する必要があるので、設定自体は中国国内で実施する必要があるが、一度設定してアカウントをつくってしまえば、日本へ帰国してからも使用する事が出来る。
先日のQQは相手がPCやスマートフォンを所持している必要があるが、こちらは相手が中国移動の携帯であれば使用できるので、QQ以上に使用頻度の高いソフトウェアとなっている。
これは便利そうなサービスですね。
中国のケータイでは日本のiモードメールのようなものは
一般的ではないのですか?
くぅねるさん
日本の携帯メールは独自の進化を遂げましたが世界的にみると特殊な世界です。
日本の携帯がガラパゴスと呼ばれる所以ですね。
海外では圧倒的に電話番号のみでメッセージをやり取りできる
SMSが主流となっています。
逆に日本のSMSは異なるキャリアに送れないなど使い勝手が悪いです。