本日はアクアラインマラソンからの帰りのテツ旅についてとなります。
切符の手配
JR東日本では基本的に乗車日の1か月前から切符の予約・発券ができます。復路に関してはフルマラソンで疲れていることが予想できたので、房総特急のグリーン車で快適に帰ろうと、1か月前の解禁と同時に予約していました。
こちらは臨時列車のアクアラインマラソン号ではなく、通常の特急さざなみとなります。現在は平日は特急さざなみの運行はありませんが、週末のみ臨時列車の扱いで「新宿さざなみ」の名称で内房線から総武線を経由しての運行となっています。木更津発の上りの特急さざなみのダイヤについてJRの資料を確認すると以下の通りです。
今回は少し余裕をもって木更津発16時54分発の新宿さざなみ4号を予約していました。
時間がない!
時間的余裕があると思っていたはずの列車でしたが、予定よりゴールまで時間がかかってしまったこともあり、記録証を貰ったのが16時ちょうど位でした。予定の列車の木更津発まで1時間もない状態となりました。本当はたくさん出ている食べ物の屋台で色々食べたかったのですが、そんな時間はありません。マラソン大会の屋台飯にはとことん縁がないようです。
そこで大慌てで帰る準備をします。しかし会場の出口が大渋滞となっており、なかなか前に進みません。結局、会場から出るのに25分もかかってしまいました。それぞれの工程にかかった時間をまとめると、こんな感じです。
着替え :10分
会場脱出:25分
駅へ移動:15分
食料調達: 5分
と言う感じで何とか時間に間に合いました。
列車が来ない!
木更津駅のホームに降りるとたくさんの人でごった返していました。おそらくこの駅でこんなに人がいるという事は滅多にないのではないでしょうか。
ギリギリでしたが何とか間に合いましたので、すぐにやってくる列車に乗って帰るだけ、、、のはずでした。
しかし新宿さざなみ4号の出発予定時刻である16時54分を過ぎても列車はやってきません。それにも関わらず駅の放送では「次の上り線の電車は16時54分発予定の新宿さざなみ4号です」とだけ、繰り返しています。列車が遅れているにも関わらず遅延の理由はおろか、遅延していることさえもアナウンスしていません。
するとタブレットを持って乗客の問合せに対応している職員を発見します。胸には車掌の文字がありますが、タブレットでなにか情報が調べられるのではないかと思い、どの程度遅れそうなのか聞いてみます。すると車掌の答えは以下のようなものでした。
本日はマラソン大会があった影響で電車が遅れています。
詳細な情報は私のところに来ていないのでわかりません。
この対応も突っ込んでおきますね。時間を過ぎて列車が来ないので問い合せているのだから、遅れていることは分かっています。マラソン大会の影響と言いますが、車と違って列車を止めてマラソン大会をするわけではないからマラソン大会は関係ないでしょ。
チグハグな対応だなと感じたものの、情報を持っていないと言う、しかも車掌に詰め寄っても仕方がないので、あっそと言ってその場を離れました。
ようやく乗車
結局新宿さざなみ4号は17時を過ぎてホームに入線してきました。乗車後の車内アナウンスでは遅れの確認は信号機確認だという事でした。これもよく分からない理由ですよね。
往路と同じ255系の運行です。今回はグリーン車の予約ですので、グリーン車の指定した席に向かいます。するとその席には20歳代と思われる女性が座っています。再度、切符に記載されている座席番号を確認し、彼女にそこが小生の指定した席であることを告げると、すみませんと言ってグリーン車から出ていきました。全席指定の特急のしかもグリーン車にどういう考えで乗っていたか疑問符で一杯になりました。
帰りの切符は行きと違い乗車券と合わせて買っています。でも今にして思えば特急券を別に買っておけば切符が手元に残ったので記念になったかもしれません。
出発
出発してまずは完走祝いで、泡の出る麦茶を開けます。一緒に駅前のコンビニで調達したお好み焼きを食べますが、これがひどかった。広島焼きから焼きそばを抜いた感じの代物で豚肉も小さいのが一切れ、ほとんどが味のしないキャベツです。フルマラソン後で空腹でしたが半分ほどしか食べませんでした。
その後、蘇我に近づいてきたところで検札があります。しかし最近の検札は座席指定のないところに人が座っていないかだけを確認するようで、以前のように一人一人特急券や指定券を確認するわけではないようです。
すると私と反対側の席に座っていた男性は車掌に声をかけられます。すると男性はグリーン券を買ったと主張します。どうやら内房線のグリーン券を買って乗り込んだようです。内房線と特急のグリーン券は違う旨を車掌が説明し、内房線のグリーン券の払い戻しとグリーン特急券の購入の手続きをしていました。
同様の客はほかにも2人ほどいたようです。百歩譲って内房線のグリーン券と特急グリーン券の違いが分からないにしても、駅でも車内でも新宿さざなみは全席指定で特急券が必要であることを何度も放送しています。それにも関わらず特急券も持たずに特急列車に乗り込みグリーン席を占有するというのは理解に苦しみます。
さて座席の方はグリーン車のシートピッチは1,160mmとの事ですので、この通り足元にスポーツバッグを置いてもかなり余裕があります。基本的な座席配置は普通席と同じく2-2ですが、グリーン車の端には2席だけ1-1の座席があるのです。これは車いすスペースで、車いすの乗客が来た際のスペースを空けているようですが、この日はそんな客もなく一人でスペースを占有できました。座り心地も悪くなく快適に過ごすことができました。
ただちょっと気になったのがこちら。シートポケットになっておらずバンドになっているのです。これですと何か入れるという事はできません。シートポケットになっている場合は、買ってきた飲み物を入れたりしていましたが、これではそうはいきません。ちょっと改善してほしいものです。
木更津からはさざなみのグリーン車だったんですね。
私は何度となくさざなみには出張で乗りましたがグリーン車は乗ったことがありません。
しかも、自分の席に座っている乗客がいたんですか?グリーン車に。
私も外国ではそんなことは日常茶飯事で経験しましたが、最近の若い子の
考えには疑問符が付きますね。
乗車券はもらえると思いますよ。駅員に言えば。ただ、船橋駅の西武側みたいに
完全に無人の改札は無理かもしれませんが。
わたしもこの座席は好きです。
いはちさん
本文でも書いた通り、駅でも列車内でもさざなみへの乗車は乗車券のほかに特急券が必要な事、全席指定であることが繰り返しアナウンスされていました。にも拘わらず、他人の席に座っているというのは不思議でなりません。
子供の頃は切符をよく貰っていましたので改札で申し出れば貰えるのはわかっていました。でも実際に降りたのは船橋ではなく別な駅だったうえ、当該駅に着いたのは駅員が不在になる時間帯であったため、切符は自動精算機に吸い込まれてしまいました
信号機は運転士はもちろん、鉄道職員が確認するのは当たり前です。
なんで遅延の理由に「確認」と言うのでしょうね。
故障なら故障とハッキリ言わないところがこの会社はイヤらしいです。
あれ?
ということは木更津にいた車掌は「ウソ」をつきましたね。
これも困ったもんだ。
ちゃんとこういう伝達事項も職員同士で共有していないところもこの会社の不信なところ。
知っている者と知らない者が同時にいるといつか大事故をやります。
グリーン車の女性、なんなのでしょうね。
自由席と指定席を間違えるくらいなら有ると思いますが・・・。
私は基本、特急指定席券と乗車券は別々に2枚で発券します。
「えきネット得ダネ」を使うときは強制的に1枚にされてしまいますが。
2枚に分ける理由はイレギュラーなことが起こった時を考えてのことです。
運休などになった時に2枚に分けておくと変更が楽ですよ。
1枚のだと乗車券もいったん戻さなくてはならなくなってしまうのです。
で、そのときに切符の販売が停止になることも。
そうすると列車に乗る証拠は1つもない。
乗車券だけでも手もとに残してあれば代替え輸送が動き出したときに有利になります。
IC乗車券は振り替え輸送の対象外になりますから、なるべく乗車券は切符にして手元に置いておかないといけません。
Dr. 鉄路迷さん
この「信号機確認」と言う遅延理由は常々おかしいと思っているんです。おっしゃるように信号を確認しながら運行するのが当たり前ですので、遅延の理由にはなりえませんよね。
今回はえきねっと初利用でしたので、いろいろ試行錯誤しながらとなりましたが往路と復路の切符の買い方が変わったところに少しだけ経験値を積んだ結果が出た形となりました。往路の切符は利用日の1週間ほど前、復路は発売日当日でしたが、この間にやはり色々考えました。
IC乗車券が振替乗車の対象にならないことは知っていましたが、あらかじめ乗車券を買っておくとそんな利点もあるのですね。現段階ではJRの特急に乗るとしたら来年のGWだと思いますが、その時には乗車券と特急券は分けておきたいと思います。
その場かぎりの言い訳
これをする人が本当に多いです
いつからそうなったのか
子供の頃は
その場かぎりの言い訳が通用しないことを
よく先生から親から言われました
今はしからない教育だから
何でもありの対応が平気でできるのでしょうか
確かにその場かぎりの理由付けが有効で必要な場合はあります
でもそれは
あくまで
正しい理由をきちんと把握できた上で
それを言うことが憚られるようなときです
こう言う対応はANAでも色々あります
調べればすぐわかることでも
調べる手間を省くため
なんの責任のありかもないような説明をする……
なので最近は
例をあげて具体的に聞くことにしています
あさとさん
車掌の対応は本当にその場限りの対応ですね。マラソン大会の影響で電車が遅れるなんて、あるはずがありません。正月に関東で行われる箱根駅伝では、踏切で選手が止まらないように調整する場合がありますが、それ以外の大会で電車の運行に影響を与えることはありませんからね。
ただ事前に列車が遅れているのが分かれば、もう少し時間をかけて食料調達をしたのにと言う気にもなりました。なにせ時間がありませんでしたので、目についたものを吟味することなくレジに持っていきましたから・・・