タイ新国王の戴冠式日程決まる

2016年10月のラーマ9世の崩御を受け、同年12月に長男であるワチラロンコン国王が即位しています。しかし喪中という事もあり、即位したことを国の内外に示す戴冠式は行われないままでした。

そんななかタイ王室はワチラロンコン国王の戴冠式とそれに伴う行事を、本年5月4日~6日に執り行うと、1月1日に発表しました。日本の皇室とも関係が深いタイ王室ですし、ラーマ9世の葬儀に秋篠宮殿下が出席していたことを考えると、秋篠宮殿下が皇嗣となって初めての海外公務としれ出席するかもしれません。

戴冠式に関しては、まだ行事の詳細は伝わってきてはいません。ただお祝いの式であることを考えると何らかの交通規制等がされたうえでイベントが実施されることは確実でしょう。もし街中をパレードするなんてことになれば、道路よりも高いところを走るBTSなども一時的な運休が発生するでしょうから、当日にバンコクに行く予定のある方は最新の情報収集が必要そうです。こちらは最新情報が入り次第、本ブログでも取り上げたいと思います。

タイでは昨年は、紙幣や硬貨がそれまでのラーマ9世がデザインされたものから、ワチラロンコン国王がデザインされたものに変わっています。また国王の誕生日には、その肖像をデザインした記念切手が発売されるなど、急速に新国王へのシフトが進んでいます。

タイ・バーツの新紙幣発行
本日、3月6日はチャクリ王朝記念日の祝日となっており、三連休となってい...

折しもタイの政局は再び混迷の様相を見せ始めています。各地で反政府集会が開かれ、軍政派、タクシン派、反タクシン派の対立が深まっています。これに対し一日でも長く政権を維持していたい軍政は、戴冠式を口実に2月24日に予定されていた総選挙を延期する方針を打ち出しています。戴冠式もそこそこに、新国王の手腕が試されるなんてこともあるかもしれません。

4 responses on タイ新国王の戴冠式日程決まる

  1. あさと より:

    私もひろのみやは行かないと思います
    雅子さんも欧州以外には行かないでしょうし(笑)

    タイに一番縁があるのは
    秋篠宮ですし
    その辺りが一番落ち着くのではないでしょうか

    1. ま~く より:

      あさと さん

      今までのタイの関わりを考えれば、やはり秋篠宮殿下の出席が妥当なところでしょう。現在の皇太子殿下は即位後間もない時期ですし、慌ただしさもあって外遊は無理でしょうね。

      今年のGWのご旅行がもし戴冠式と重なると厄介そうですね

  2. あさと より:

    ご心配ありがとうございます

    今年は欧州単純往復です
    アジアは上海しか噛ませていませんので大丈夫です
    ルフトの747-8と380に乗ります
    上海のことで
    また分からないことがあったときは
    よろしくお願い致します

    1. ま~く より:

      あさと さん

      そういえば、今年はいけずなTG回避でバンコク経由ではありませんでしたね。私の場合は、ちょうど同時期になってしまいそうです・・・

      上海に行っていたのも、2010年頃ですのですでに10年近くが経ち現地状況も変わっているかとは思いますが、お力になれることがあればお声掛けください

ま~く へ返信する コメントをキャンセル

※メールアドレスは管理者のみに通知されます。