最近になり、サブのスマホを購入しました。今回はその時のことについて書いていきたいと思います。
背景
メインユースの携帯電話としては、iPhone XSを使用していることは本ブログでも書いていますが、電子マネー決済用としてXperia SO-05Dと言うAndroid OSのスマホも併用していました。
しかしこのところメモリ不足が顕著となり、動作に様々な支障が起きてきました。またAndroid のバージョンも4.1.2と古く、非対応のアプリも増えてきました。そろそろサブのスマホとしても、性能的に限界のようです。先日の検討もあり引き続き電子マネーを利用することにしましたので、買換えを考えるようになりました。
SO-05Dのスペック
2012年8月にソニーがNTT Docomoを通じて発売した機種で、Xperiaシリーズでは初めてLTEに対応した機種です。サイズは115 × 54 × 9.4 mm、重量は約95gと小型、軽量でサブのスマホとしては重宝していました。主なスペックを表にすると以下のようになります。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Android 4.0.4 → 4.1.2 |
CPU | Qualcomm Snapdragon S4 MSM8960 1.5GHz(デュアルコア) |
データ通信方式 | 3.9G:Xi 3G:FOMA(HSDPA・HSUPA) 2G:EDGE 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n) |
サイズ | 115 × 54 × 9.4 mm |
質量 | 約95 g |
内部メモリ | RAM:1GB |
ROM:8GB | |
FeliCa | あり |
赤外線通信機能 | あり |
Bluetooth | 3.1+EDR |
放送受信機能 | ワンセグ(*)、FM放送 |
画面サイズ | 約3.7インチ(960×540ピクセル) |
メインカメラ | 約810万画素 CMOS |
サブカメラ | 約31万画素CMOS |
SIM | miniSIM |
(*)同梱されているアンテナケーブルの装着が必要
昨今のスマホがクワッドコアやオクタコアが主流であることを考えると、なんとも、心もとないスペックです。また対応SIMがminiSIMと一世代前であることも、微妙に不便でした。
サブスマホに求めるもの
電子マネーの決済が大きな目的ですので、おサイフケータイに対応していることは必須です。また費用はできるだけ低く抑えたいので、大手三キャリアではなくMVMOの会社が提供している物から選ぶと以下の2機種に絞られました。
・SHARP AQUOS sense lite SH-M05
・富士通 Arrows M04
ともにmineo、Nifmo、LINE モバイル、楽天モバイルなどMVMOとしては大手の会社で取り扱っています。最近は国内メーカはもとより、半島のメーカも中国勢に押されていますので、貴重な国内メーカの製品です。(やはり中国や半島のメーカのものは買いたくないです) 二つの機種のスペックを比較すると以下のような感じです。
SHARP SH-M05 |
Fujitsu M04 |
|
---|---|---|
外形寸法 | 144×72×8.5mm | 144×71×8.0mm |
重量 | 147g | 148g |
OS | Android 7.1 | Android 7.1 |
CPU | 1.4GHz(クアッドコア) +1.1GHz(クアッドコア) ※合わせてオクタコア |
クアッドコア 1.2GHz |
内蔵メモリ | ROM 32GB/RAM 3GB | ROM16GB/RAM2GB |
外部メモリ | microSD/SDHC/SDXC (最大400GB) |
microSD/SDHC/SDXC (最大256GB) |
バッテリー容量 | 2,700mAh | 2,580mAh |
ディスプレイ | 約5.0インチ (1,080 × 1,920) |
約5.0インチ (720×1,280) |
アウトカメラ | 1,310万画素 | 1,310万画素 |
インカメラ | 500万画素 | 500万画素 |
SIM | nanoSIM | nanoSIM |
ワンセグ | × | ○ |
フルセル | × | × |
おサイフケータイ | ○ | ○ |
生体認証 | ○(指紋) | × |
スペック的にはSHARP SH-M05の方が勝っています。CPUの周波数が高いうえにオクタコアとなっていますので、圧倒的に処理速度は上です。また内臓メモリも富士通の倍ですので、その点でも快適に動きそうです。
一方でFujitsu M04の方はワンセグに対応しています。ワンセグを見ながら朝の身支度を洗面所でするなんてことも多いので、やはりワンセグが見れた方が嬉しいです。しかも多くのワンセグ対応のスマホが、ワンセグを見るためには専用アンテナを装着しないといけないものが、M04では内臓アンテナのみで良いというのは便利です。
そう思って色々調べると、KDDI(au)系列のUQモバイルから内臓メモリをROM32GB/RAM3GBと、SH-M05と同じ容量に増やした「Arrows M04 Premium 」と言うカスタマイズモデルが提供されているのを見つけます。CPUはそのままですが内臓メモリが増えていれば幾分デメリットを解消できるのではと思い、Fujitsu M04 Premiumを選ぶことにしました。
代理店の販売サイト
大手三キャリアでもそうですが、携帯電話の購入の際は販売店のキャンペーンに乗っかって購入するとお得なケースが多いです。そこで今回は代理店のキャンペーンを探すことにしました。するとリンクライフと言う代理店が行っているキャンペーンを発見します。
上図にあるように端末購入とセットで購入した場合、11,000円~13,000円のキャッシュバックがあるという事です。キャッシュバックの方式としては契約の7か月後に現金で振込があるようです。
ウェブで申込み
申込内容
ウェブ上で契約に関する内容を選択していきます。今回選択したのは以下のような内容でした。
- 契約形態:端末を同時購入(新規契約)
- 料金プラン:ぴったりプラン(プランS)
- 支払方法:クレジットカード
- 希望商品:FUJITSU arrows M04 PREMIUM
- 端末代金の支払:24回払い
- 増量オプション:申込む
- その他オプション:なし
プラン説明
まず料金プランはミニマムのプランSを選択しています。通信量の上限は2Gとなりますが、サブのスマホですのでそれだけあれば充分です。
また増量オプションをありとしていますが、これは月額500円でデータ通信量が1.5倍に増えるというサービスです。今回選択したプランSではもともとの分と合わせて3Gの通信が可能となります。ただし契約から25か月は無料となりますので、実質的に2年間はかからない費用になります。
見積結果
こうして画面に表示された、毎月の支払金額(端末の分割支払含む)は以下の通りでした。
ただしこれにはいくつか注意が必要です。まず月額2,138円となっていますが、これは契約後13か月までの料金です。UQモバイルのサイトにも小さな文字で記載されていますが、14か月以降は「イチキュッパ割」による1,000円の割引がなくなりますので、3,138円となります。
また上図にも小さな文字で書かれていますが、初期費用と頭金は端末が送られてくる時に代引きで支払います。小生はこの注記を見落としていたので、宅急便が着て代引きと言われ慌てました。
申込後
金曜日の昼休みに申込をすると、2時間ほどたって入力内容に関して確認したいので電話が欲しいとのメールが入ります。そこで折返し電話をかけると、フリガナの入力がなかったと言うのです。申込画面の入力チェックはパスしているし、まさか必須の入力項目を未入力で申込したはずはないと思いながらも、電話による対応を済ませたあと、改めて申込画面を見ると理由が分かりました。
申込みフォームに漢字氏名の入力欄がなく、フリガナのみを入力するようになっているのです。小生はこの欄に漢字氏名を入力したようです。漢字氏名は別送する身分証明の方で確認するといういう事なのでしょうが、わかりにくいですね。システムの方も入力チェックがないので先方としては、ふりがなが分からない状態となってしまったようです。
ただここでオペレータと会話をしたのは、怪我の功名でした。会話の中で料金プランをプランMにすることを勧められたのです。そうすることで初期費用の3,240円が無料になります。端末到着後すぐに料金プランをプランSにすれば、初期費用との差額を考えてもお得になるとのことですので、提案に乗ることにしました。
申込後の経緯
Webでの申し込みは前述の通り、金曜日の昼でオペレータと電話で話したのが19時頃でした。代理店のサイトには土日には端末の発送をしないと書かれていましたので、週明けに発送・受領となるのだと思っていました。
しかし実際には翌日の土曜日にUQ Mobileによる審査通過、発送連絡のメールが立て続けに届き、日曜日には端末を受け取ることができました。
端末の到着後、さっそく電子マネーの設定をしたりと色々と触ってみましたが、Webで言われているようなもっさり感はなく快適に動作している印象です。ワンセグですので綺麗な画像とはいかないまでもオプションアンテナなしでもしっかりテレビを見れています。
また肝心のUQ Mobileの通信速度に関してですが、回線はKDDI(au)ですので全くストレスはありません。MVMO事業者によっては通信速度が遅いと不満を感じるユーザも多いようですが、UQに関してはグループ会社ですので余計な速度規制もかかっていないのでしょう。
SIMフリーの端末ですので、すでにSIMロック解除をしているiPhoneと一緒にタイに行った時も色々使えそうです。
送られてきた箱を履けたところ。一番奥のピンク色の物はプランM以上を申し込むと貰えるノベルティのノートでした。
本体カラーは赤を選択。Arrows M04にはこの色はなく、Arrows M04 Premiumのみに設定されている色です。
SIMは自分のこちらのパッケージから外して装着します。
スマホの料金プランの複雑さ・・・というより
どうして
期間限定なのか・・・ということが前々から気に入りません
割引率が低くてもよいので
恒常的にそれなりの値段で使えるような
特例割引がないようなそんなことを年寄りは願っています(笑)
あさと さん
この期間限定の割引と言うのは確かにわかりにくいですよね。しかも小さな文字で書かれていたりするので、注意してみないといけません。おっしゃるように割引率が低くても恒常的に同じ金額を引いてくれた方が分かりやすいですよね。