日本では四季と呼ばれるように4つの季節に分かれますが、タイでは以下のような三つの季節があります。
乾季:11月~3月前半
暑季:3月後半~5月
雨季:6月~10月
雨季には各地で起きる事は日本でも、しばしば話題となります。そんなタイの季節ごとの風物詩に、あまり嬉しくないものが加わりそうです。それが乾季における大気汚染です。
昨年末あたりからバンコクの大気汚染は悪化の一途をたどっており、PM2.5(微小粒子状物質)の濃度が世界保健機関(WHO)の環境基準を大幅に超える日が続いています。原因は工場のばい煙や、排気ガスと言われていますが、バンコク郊外で行われている野焼きなども影響しているようです。
タイ当局も排ガス規制違反の自動車の摘発にも乗り出し、16日には首都圏の約20カ所で路上検問を実施しています。また鉄道建設工事の請負会社に対しては一時的に工事を中止するよう要請しています。また道路の散水なども行っていますが、改善の兆しはみせていません。
乾季にバンコクに行く予定のある方は、大気汚染の状況にもお気を付けください。
かつての東京も光化学スモッグが発生するなど
発展経過における公害と呼ばれるものが多く発生しました。
やはり工場や車からの物が多かったと思われます。
これから発展する場所はどうしてもついて回るものなのでしょうかね。
排ガスのチェックですが、私の様な車に乗っていると
都内でたまに遭遇してしまいます。本当は車検を通る範囲内なんですが
見た目に派手だからどうしても目に付くのでしょう。
取り締まる側は最初に目視して、路肩に寄せて検知管をマフラー内に入れる
作業をするのでしょうかね。ここでも。
いはち さん
おっしゃるように工業発展の過程的な現象とも思いますが、タイの場合は他の国以上に野放しの部分があるように思います。先進国の事例を鑑とせずに問題が起きてから慌ててなんとかしようとするのが如何にもこの国らしいと思います。
排ガスチェックも明確な基準なく現場の警察官の目視チェックなのではないかと思います。
もちろん多くの国民が
汚い空気をいやがってるはずだとは思います
ただ
私やI氏の年代では
少し違った思いもあったという事実を知っています
発展途上の時には
この大気汚染さえ気にならないというか
鼻高々……
毎日のように光化学スモッグ注意報が出ていた
昭和40年代の大阪は
都会の証とさえ感じていたことを
正直今になって思い出します
多分似かよったことを思う人が
中国やアジアにもいるかもしれません
あさと さん
私の場合は、小学校ですでに「四大公害」で多くの人の健康に影響がでたことが紹介されていましたので、やはり一世代上の方とは違う感じ方があるのですね。
ただ日本の高度発展期に公害で多くの人が影響を受けたことは世界にも知られたことですし、欧州も排気ガスによる大気汚染で大変苦労した歴史があります。好むと好まざるとにかかわらず、タイに関係することになった身としてはそういった歴史を盾にして欲しいなという気持ちです
追加です
昨日帰国しましたが
昨日からバンコク市内の小中学校は休校になったようです
一昨日は風が強くて案外晴れ間はありました
街角でも日本製のPM2.5対応の日本製のマスクが
どこから仕入れたのか
あちこちでアタッシュケース販売されていました
多分違法に販売してるのでしょうね
スワンナプームでも灰色の空が広がっていて青空は全くなく
出発の10時前後でも薄暗かったです
スリンを過ぎたあたりでようやく下界が見えるようになりました
あさと さん
1月31日と2月1日は政府指示でバンコク都内の学校が休校となった事は、大使館からの情報でも伝わってきました。タイ政府でも大気情報に関して専用サイトで公開することになったようです。
http://air4thai.pcd.go.th/webV2/region.php?region=1
しばらくは訪タイ時はマスクが必須という事になりそうですね