教習前
この日は朝最初の教習である9時からシミュレータの教習が入っていました。そこで8時半には教習所に到着します。時間通り8時45分から配車受付が始まりましたので、配車券と教習簿を持って2階のシミュレータ室に向かいます。
シミュレータ室は教習が終わると指導員は必ず鍵をかけて部屋を後にします。この日は最初の1時間目という事もあり、やはりシミュレータ室は鍵がかかっていました。ところが教習開始の5分前になり所内に「指導員は教習の準備をしてください」と放送があっても指導員が現れません
結局、指導員が現れたのは教習開始3分前でした。この日に一緒に教習を受けるのは、大型二輪の教習を受けている50歳代の男性2人で、ともに県内でバス運転手をしている方との事でした。それにしても二輪教習を受けているのは、おっさんばかりで若い人が少ない気がします。指導員は小生が一番最初に実車教習を受けた際に担当した指導員でした。
シミュレータ教習
ケース・スタディ(交差点)
この時の教習は交通法規に関する話をいくつか聞かされた後に、実際にシミュレータを使用しての教習に移りました。交差点でのケーススタディの課題は6つ用意されているとの事で、一人2つづの課題をシミュレータで体験していきます。内容は右直事故や、車から二輪車が見えにくい状況を想定したものでした。
小生が体験した課題では、片側2車線の道路の左側を走行していると右車線から抜いていった車が、こちらの進路をふさいで停止するという変な想定もありました。その後は、しばし雑談で時間が消費されます。
カーブの体感走行
教習の最後に行われたのが、「カーブの体感走行」という内容です。こちらは見通しの悪いカーブを曲がっていくと、その先の道のど真ん中に車が止まっているのでそれを回避するといったものでした。小生は難なくクリアでしたが、大型二輪の男性のうちの一人はよけそこなって転倒していました。まぁシミュレーターですので転倒しても怪我がないのは良いです。
今回の教習項目
No | 教習項目 | No | 教習項目 |
1 | 路上運転に当たっての注意と法規走行 | 10 | カーブの体感走行 |
2 | 通行区分など | 11 | 急制動 |
3 | 走行ポジションと進路変更 | 12 | 回避 |
4 | 交差点の通行(直進) | 13 | ケース・スタディ(交差点) |
5 | 交差点の通行(右折) | 14 | 交通の状況及び道路環境に応じた運転 |
6 | 交差点の通行(左折) | 15 | 危険を予測した運転 |
7 | 見通しの悪い交差点の通行など | 16 | 高度なバランス走行など |
8 | 安全な速度と車間距離 | 17 | 教習効果の確認(みきわめ) |
9 | カーブの安全走行 | – | 学科教習 |
黄色:今回の教習項目、灰色:教習済の項目、白色:未履修の項目
私の高校時代は自動二輪の免許を取れば今の限定解除を必要としなかったのです。
なんで、その時に取らなかったのかな~と後悔しています。
おっさんがバイクに乗る気持ちはよ~くわかりますよ。
いはち さん
実際にバイクに乗りたくて教習所に通いブログに書いている、おっさんがここにもいます(笑) ですので気持ちは、私もわかりますよ。
昭和50年以前ですと、原付と自動二輪しか区分がありませんでしたからね。それ以降はしばらく大型バイクがなかなか乗れない時代が到来しましたね
おっさんがバイクに乗る気持ち……
私はわかりません(笑)
乗ったら乗ったで便利なのは解ります
そうかあ
まず車ありきなんですね
車に乗っていて
駐車や車庫のことで面倒になってきて
じゃあバイク……
そうなるのでしょうか
中年以降になると
何もかもが面倒に感じる気持ちは
私も一緒ですからね
あさと さん
中年男性が大型バイクに乗りたいと思うのは様々な要因があると思います。中高生の頃にバイクにあこがれるというのは、現在の40歳代、50歳代の男性は多くが経験していると思います。子育てがひと段落し、経済的にも余裕が出て若い時にあこがれたバイクに乗ってみたいと思う人もいると思います。
また後日、記事にしますが昭和50年以降は大型バイクに関する過度な規制があり、なかなか大型バイクに乗ることができない時代になり、「限定解除」という超難関な試験に受からないと大型バイクに乗れないという時代が続きました。それが教習所で大型二輪の免許が取れるようになり、通称中免と呼ばれる免許で我慢していた人が、それならばというチャレンジする人もいるようです。