海外で買い物をする際に海千山千の市中のお店と比べ日系百貨店では安心感を持って買い物をすることができます。きちんとした買い物をしたいときは、小生もインドネシア・バリ島のSOGOや上海の伊勢丹などを重宝していました。
しかし近年の百貨店業界の環境は厳しいものがあり、数年前からM&Aや店舗閉鎖という動きが目立っていました。そんな流れは海外店でも例外ではないようで、三越伊勢丹ホールディングスは先週16日にタイ・バンコクの「バンコク伊勢丹」を今年8月で閉店し、タイから撤退することを発表しました。
バンコク伊勢丹は1992年にショッピングセンター「セントラル・ワールド」のでオープンし、売り場面積は2万2300平方メートルあります。2019年3月期の売上高は47億円、営業利益は9200万円という業績でした。しかし2020年3月期予想では、売上高が前期比5億円の減収、営業利益は同6700万円の減益を見込んでいた。
三越伊勢丹ホールディングスでは閉店の理由として、「オーナーとの賃貸契約の契約終了に伴い、条件面で折り合いがあわなかったため」との事ですが、今年度の利益が充分に見込めない中で賃料が上がるのは受け入れられないという所なのでしょう。
近年のバンコクでは、タイ資本による再開発で新規商業施設の改行が相次ぎ競争が激化しています。2018年にオープンした「アイコンサイアム」や2019年にオープンした「サムヤーンミットタウン」などでは多くの小売、飲食店等をテナントに迎え入れ協力に集客しています。、あた2021年にはバンコク最大規模の複合型商業施設「ザ・マーケット バンコク」のオープンがよてウイされており、競争がさらに激化することが予想されます。
こうした事を背景に長期的に見ても店舗業績の急拡大は難しいと判断したものと思われます。小生自身もバンコク伊勢丹は何度も利用したことがあり、閉店は少々さびしい気もします。
私、新宿伊勢丹が初めて入った東京の百貨店でした。
やはり地方の百貨店とは違うクオリティの高さを
高校生ながら感じましたね。
上京してから緑屋が閉店して、看板を撤去するのに
数千万かかるということで放置されていましたが
撤去料金もかなりかかるかと思われます。
海外にある日本の百貨店は安心して入れそうですね。
ちなみに沖縄の三越でよく私はトイレを借ります。
いはち さん
私が初めて入った東京の百貨店は日本橋の三越ですね。建物も重厚感があって県内F駅の駅前の百貨店とは違うなという印象は持ちました。
バンコクに伊勢丹があったんだ・・。
全然気づいていませんでした。
外国の出店というのは難しいですね。
撤退しているところが多そうに思えます。
鉄路迷 さん
伊勢丹が入っているショッピングモールには、あの本屋さんも入っています。本屋さんの方は営業を継続するようなので、日本企業は残るようです。
やはり昨今の状況を考えれば百貨店経営は厳しいでしょうね
決まったのですね
詳しいコメントは控えますが
あの本屋さんは契約のことをきちんと把握せずに出店したようです
デパートとのご近所さんづきあいで…(笑)
BTSの駅がエラワンではなく
チットロムになった時点で
わかってはいたことなのですが
どうすることもできないのでしょうね
あさと さん
あの本屋さんの出店はそんな経緯があったのですね。バンコクに行った際にはかなりの頻度で利用していますが、やはり日本人にとっては買い物しやすいので助かっています。