タイ大使館のウェブサイトを見ても、記載がないのであるが最近になってタイ大使館で実施されているサービスにある変化があった。それが表題にある、「バート・プラチャーチョン(タイの国民身分証明書)の発行手続きが可能となったことだ。
日本では馴染みがないが諸外国では、身分証明書としてIDカードを発行する国がある。タイでも満7歳以上になると(※)、バート・プラチャーチョンというIDカードが発行され、これを常時携行することが義務付けられている。このカードには氏名や生年月日をはじめとして、血液型や信仰宗教等が記載されている。このカードには有効期限があり8年ごとに更新が必要となる。
有効期限が到来したり婚姻などで氏名が変更になった場合は、住所のある県庁で手続きを行う必要がある。国外に住んでいるタイ人であっても、更新手続きを行うにはタイに帰らなければならなかった。しかし帰国できないタイ人の中には有効期限が過ぎてしまったりして、罰金処分を受ける人が少なからずいたようである。
しかし最近になりバート・プラチャーチョンの発給手続きが、日本にあるタイ大使館でも可能になったのだ。手続きも簡単で大使館に行き必要書類を記入すれば即日発行してくれる。手数料も100円とタイ大使館の他の手続きに比べればはるかに安価である。日本在住のタイ人の利便性は増す出来事である。
(※)以前はバート・プラチャーチョンの発行対象は満15歳以上であったが、2011年より7歳に引き下げられた。
これは良いですね
国民がIDを持つというのも私は賛成です
日本も・・・・と思うのですが
「国民番号制」だとかで根強い反対がありますね
日本の場合色んな機能(納税とか)盛り込みすぎかもしれませんね
単純な身分証にとどめるだけでも便利だと思うのですが・・・
あさとさん
タイのバート・プラチャーチョンは官吏側の管理上の都合で発行
されている面が強いようです。ただ諸外国では自国民にIDカードを
発行している国が多いように思います。逆に日本のように明確に
IDカードがないという国の方がマイノリティなように思います。
そういっカードがあったほうが便利ではと思わせる局面もありますよね
この手の事はタイ側の一存で決められるのですかね?それとも日本政府との歩み寄りの結果なのでしょうか?
それでも、日本に住むタイ人の犯罪率は低いと思うので、そういった背景もあるような気はします。
餌釣師さん
バート・プラチャーチョンはタイ王国が自国民に発給するもの
ですのでタイ側の一存で決められるはずです。この発給に関し
日本側がどうこう言う事は内政干渉になりますのでできないはずです