骨伝導イヤホン Shokz「Open Run」

先日、骨伝導イヤホンを購入しました。今回はそのお話しを書いてみようと思います。

購入経緯

骨伝導イヤホンとは?

通常のイヤホンは、耳に装着し耳内部に向けて音を発生させる事により、鼓膜に音を伝達し、脳へ音を届けています。

しかし骨伝導イヤホンでは、頭蓋骨の振動を通して内耳を直接震わせ、脳へ音を届けます。イヤホンの振動部分をこめかみ付近に装着するものが一般的です。耳を塞ぎませんので、再生中の音楽だけでなく周囲の音も聞くことができます。

購入理由

小生はランニングの際には、エアチェックしたラジオ番組を聞きながら走っています。これまでは通常のワイヤレスイヤホンを使用していました。しかし通常のイヤホンは耳を塞ぐ形で装着しますので、周囲の音も遮断してしまいます。

ラジオや音楽を聴くという意味では周囲の音は聞こえない方が良いのですが、屋外を走るというシチュエーションでは危険な場合があります。後ろから近づいて車やバイクの音が聞こえないからです。最近は音が静かな、EV(電気自動車)なんかも増えていますので周囲の音を全く遮蔽するというは危険な目に遭うこともあります。

実際に後ろから近づいてくるハイブリット車の音に直前まで気づかず、慌ててよけたなんて経験もありました

Shokz製品との出会い

骨伝導イヤホンとを最初に見かけたのは、買い物に出かけた際に立ち寄ったスポーツ用品店ででした。店内にはデモ機がおいてあり、実際に試すことができたのですが、試聴してみてその音のクリアさに驚きます。ただ価格が1万円以上します。

これまでイヤホンに関しては高くても、5,000円程しか出してこなかった小生にとって少し高く感じます。そのため、すぐに購入には至らず、スポーツ用品店を訪れた際に試聴するという事を繰り返すこととなりました。

しかし4月になり、ちょっとした臨時収入があったので、思い切って購入することとしました。

購入

開梱の儀

某大手家電量販店のサイトで購入手続きをすると、翌日には自宅に届きました。こちらの製品はどこで買ってもほぼ同じ価格で売られていますが、家電量販店で購入すると10%のポイントが付くので実質的には1割引きの価格で買えます。

商品のパッケージはこんな感じです。個人的にはパッケージに採用するモデルの写真はどうにかならんかったのかなという気がします。

箱を開けるとこんな感じで製品が入っています。

商品を取り出すとこんな感じですこちらの商品の防水・防塵性能は「IPX67」となっています。これは防水性では「一時的に一定水深の条件に水没しても内部に浸水しない防浸形」、防塵性では最大等級で「粉塵が侵入しない」事を意味します。屋外のランニングでも安心して使用できそうです。

使用レビュー

写真はメーカのサイトからの借用ですが、装着した感じはこんな感じです。耳を塞ぎませんので、周囲の音も遮ることはありません。

到着翌日のランニングでさっそく使用してみます。想定通りではありますが大型車両が隣を通行するときなどはスマートフォンで再生している曲が聞き取りにくくなる場面があります。そういう時にはイヤホンの音量を少し上げる必要があります。ただ音量操作は耳元のスイッチで簡単に行えるので、大きな支障とは感じませんでした。また小生がランニングのコースとしているのは、交通量がそれほど多くない道路がほとんどですので音量操作も頻繁に行う必要はなさそうです。

この使用感には完全に満足のいくものでした。自動車各社では今後はEV(電気自動車)の精算に舵を切ることを表明していますが、もしEVがほとんどを占める世の中になっても安心して使用できそうな製品です

4 responses on 骨伝導イヤホン Shokz「Open Run」

  1. あさと より:

    勿論のことこの商品については全く知りませんが
    実は1代前のスマホはこの骨伝導タイプでした
    京セラ機でしたので
    この分野にはいち早く取り入れたのでしょうけど
    実際に使ってみて
    「だめだこりゃあ」って感じになりました
    まずは音量が年寄りにはむかない(笑)
    空気振動でも骨伝導でも
    感じ取っる部分は経年劣化した人体ですから
    一般人向けに調整されたものでは年々聞こえが悪く感じるようになったんです
    それと
    この外音も聞こえるというのが曲者で
    外音のために相手の通話が全く聞こえなくるという現象が多々発生しました
    なので私は今のスマホに変えるときに
    骨伝導ではないのに変えました

    まーくさんは当時の私より若いですし
    また商品の用途も違います
    そしてやはり時間による機能の品質向上もあると思います
    なにより
    きちんとま~くさんの使用方向にあっていれば良いと思いますが
    私の中ではね
    なんか不信感ができていたので心配ですwww

    1. ま~く より:

      あさと さん

      骨伝導
      確かに京セラは骨伝導をスピーカー部に採用したスマホを販売していましたね。あれは耳の部分にスピーカ部を当てる仕様だったかと思いますが、外耳部分は骨がありませんので聞き取りにくかったのだと思います。

      こちらイヤホンは耳の下の骨の部分にスピーカ部を当てるので聞き取りやすいと思います。ただ骨伝導イヤホンは製品ごとのばらつきも大きく特に大陸性のものは品質に難があるものも多いようです。

  2. いはち より:

    骨伝導って、まだ試した事がありませんが
    かなり前から出ていたので、それなりに進化して
    いるのでしょうね。
    昔、ウオークマンを聞きながらチャリに乗って
    駅から帰ってくる時に、警察車両から降りて来た
    お巡りさんに注意されたことがありましたが
    これならOKでしょうか?

    1. ま~く より:

      いはち さん

      道交法では耳を塞ぐことがNGですので、骨伝導イヤホンであれは問題ないようです。

      大手のスポーツ用品店に行くと試聴できるところがありますので、興味があれば試してみてはいかがでしょうか?

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