少しブログの更新が滞っていましたが、仕事が忙しく手が回っていない状況でした。今後もしばらく更新間隔が不定期な状況が続くものと思わますがご容赦いただければと思います。

10月2日に白井市運動公園を会場として、第37回白井梨マラソンが開催され小生も10kmの部に参加してきました。結果は10km の自己記録を更新してのゴールとなりました。

さて今回はそんな大会の名前にもなっている、梨のお話です。千葉県北西部は梨の生産が盛んで8月下旬から10月初めにかけて、あちこちで農家が営む梨の直売所が営業します。全国的に見ても千葉県は有数の梨の産地で、全国シェアを見ると以下のような形になります。

県名 千葉 長野 福島 茨城 鳥取 全国
産出額 87 57 56 51 50 708
生産量 18,200 13,700 12,900 13,500 10,500 170,500
栽培面積 1,420 700 859 944 671 11,000

わが千葉県が全国生産量1位となっています。また千葉県内の市町村別の作付面積のランキングを見るとこんな感じです。

今回の梨マラソンが開催された白井市が1位ですが、私の住んでいるところも僅差の2位となっています。

前述の通り約2か月近く続く梨の出荷ですが、出荷期は品種を入れ替えながら出荷が続きます。まず一番最初に出荷が始まるのが「幸水」という品種です。幸水は水分の含有量の多い品種で甘さも強い品種です。大きさは300g程度とやや小ぶりですが人気のある品種です。個人的にも好きな品種の一つで、小生に秋の訪れを感じさせてくれるものです。

幸水の出荷がひと段落すると「豊水」の出荷が始まります。身の柔らかさは幸水と同じ程度ですが、350~400gと幸水よりは少し大きく、幸水よりも日持ちがします。豊水の出荷から少しすると多くの品種の出荷が始まります。主なものを挙げると「あきつき」「かおり」「長十郎」といったところです。ただ最近は長十郎を見かけることはあまりなくなった気がします。

そうして梨のシーズンの最後を飾るのが「新高」です。新高は大ぶりな品種で、重さは450~500gで赤子の頭ほどになるものもあります。

Lサイズの卵と比較してもこんな感じです。独特の香りを持ち食感と水分のバランスが良く、個人的には最も好きな品種です。新高の出荷が始まると、暑がりの小生もそろそろ冬服の準備を始めます。

最近は加齢のせいか、地元産の梨を通じて秋の移ろいを感じるというのもなかなか良いものだなぁと感じています。

4 responses on 梨

  1. いはち より:

    自己新更新、おめでとうございます。

    はい。
    白井は第二の故郷の私、梨に関してはうるさいですよ。
    って、こんなマラソン大会が開催されていたのですね。
    私が働いていた頃は、関東10マイルなんてレースが有って
    その役員をやっていました。
    私も幸水が大好きです。
    でも幸水の旬は2週間くらいなんですよ。
    豊水は食べますが、それ以降になるとなかなか触手が伸びません。
    この袋で1000円くらいなら安いでようね。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      関東10マイルは年末に佐倉の宗吾霊堂で今でも開催されて
      います。コロナ禍でも開催されていた数少ない大会です。
      今年も私は関東10マイルの出場を予定しています

      幸水の旬は確かに短いですね
      実が小さい分、早く出回りますが、日持ちもしませんね

  2. あさと より:

    50代突入での自己記録更新は素晴らしいことですね
    私は最近股関節が悪化して走ることが物理的にできなくなりました

    色んななしができているんですね
    私の子供の頃の関西では
    鳥取からの二十世紀なし一択でした
    ときどき長十郎があった程度です
    当時なしは「安い果物」という位置づけでしたが
    今では高級フルーツですからね

    1. ま~く より:

      あさとさん

      コロナ禍で在宅勤務となり出勤日数が減ったので
      ランニングにかける時間も増えたのでこういう結果に
      つながったようです「

      二十世紀梨は鳥取が有名な産地になりましたが、もともと
      品種開発がされたのは千葉県松戸市です。
      私が子供の頃は地元でも二十世紀梨を見かけましたが
      最近ではほとんど見なくなりました


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