首里城 -琉球秋声録 Vol.11-

沖縄滞在4日目は終日会議の予定でしたが、直前になり急遽キャンセルになった会議があり2時間ほど空き時間が発生しました。空き時間も資料作成等の仕事がなくはないのですが、せっかく沖縄まで来ているのだからとショートタームで観光に出る事にしました。そこで急いでカーシェアで開いている車を探します。するとホテルから比較的近い所に開いている車を発見し予約を入れます。

MAZDA3ですね。小生のブログでマツダ車が出てくるのはレアですよ。ナビを頼りに首里城へ向かいます。少々渋滞もありましたが30分ほどで首里城に到着しました。

首里城の駐車場はこんな地下駐車場になっていました。観光スポットでこういう駐車場は珍しいですね。

今はすっかり見かけなくなった2,000円札にも描かれた守礼門ですね。思っていたよりも大きくなかったです。

世界遺産の御嶽石門です。琉球石灰岩で造られた建造物で、国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所との事で、人が通る門ではなくいわば神への「礼拝の門」という事です。

首里城はいくつもの門をくぐって正殿に向かうことになります。まずは歓會門です。「歓会(かんかい)」とは歓迎するという意味です。

続いて瑞泉門。双璧の門の上に櫓が乗っていて、日本本土の城門でも見ることができる様式です。朱塗りが美しいですね

こちらは漏刻門。俗に「かご居せ御門」とも呼ばれているそうで、駕籠の使用を許されていた高官もここで下乗することになっていたそうです。

こちらは廣福門。建物に門の機能を持たせた「建物付帯型門」という様式で、首里城の城門の特徴的な形式のひとつになっています。

廣福門を抜けると那覇市内が一望できます。ここまではチケットを購入しなくても来ることができますが、この先はチケットの購入が必要です。

自販機でチケットを購入しました。大人は400円です。

こちらの奉神門をくぐると正殿があった場所に出ます。ご存じの通り首里城の正殿は、2019年10月31日に発生した火災で焼け落ちてしまいました。ただ首里城の正殿はこれまでも何度も焼け落ちており近い所ですと太平洋戦争時に焼失しています。

焼け跡から集めたものを展示しています。

こちらの建物の中で正殿の再建工事を行うようです。小生が首里城を訪れた直後の、2022年11月3日に起工式が行われました。正殿がないのは分かっていましたが、現状を確認してみたいと思っての訪問でした。

正殿後を後にして色々見ながら、守礼門の方へ戻ります。こちらは水瓶の跡のようです。

そしてこちらは浴場跡

出口を出ると立派な石垣がありました。

4 responses on 首里城 -琉球秋声録 Vol.11-

  1. あさと より:

    そうなんですよね
    守礼門は小さかったですね
    あと世界遺産の物体が少ない…
    多分沖縄自体を世界遺産にしようという計画の
    前哨戦だったのでしょうね
    美国のご機嫌を損ねないように
    まずはこのあたりから…と

    1. ま~く より:

      あさとさん

      有名な守礼門ですが、こんな感じなんだという感想でした。確かに世界遺産の対象物件は多くないですね。このあたりはやはり歴史的な奥行きの深さが、関西とは決定的に違うところですね

  2. いはち より:

    私が車でここに来た時はまだカーナビが付いていなかった頃だったので
    地図を頼りに走ったら・・お墓の中に入ってしまいました。
    歩いている人が親切に首里城の行き方を教えてくれました。
    駐車場は昔から変わらないみたいですね。
    守礼の門の前に人がいないのは珍しいかもしれません。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      守礼門に人が映り込んでいないのは、平日という事もありますが、人がいなくなるのを待ったという面もあります。

      駐車場の様子は、想像していたのとは大きく違いましたので驚きました。

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