本日はタイ、チャクリー王朝のラーマ9世(通称:プミポン国王)の次女であるシリントーン王女の60歳のお誕生日となる。タイ人には深く敬愛を受けておられる王女だけに、現地では祝賀ムードに包まれているものと思われる。
日本ではあまり馴染みのない人物かもしれないが、タイではシリントーン王女はタイ国民から高い敬愛を受けている。早くからIT分野に着目し農村部の小学校にパソコンを寄付したり、パソコンを導入した学校を精力的に視察している。またタイ赤十字社の副社長、タイ王立アカデミーの歴史学部長などのアカデミックな活動にも精力的に取り組んでおり、王女の名を冠した学術施設は他のどの王族よりも多く存在する
1990年代以降はご高齢のラーマ9世に代わり地方視察などの公務を行っている。そんな実績もあり国民からの支持も高い。インターネットでタイのテレビ番組のストリーミング放送を見ていても、王室の動向を紹介する番組では必ずと言ってよいほど、シリントーン王女の視察の様子が登場する。
タイでは国王が次の王位継承者を指名するが、現段階においてラーマ9世は後継指名を行っていない。タイの王室制度では国王が後継者を指名しないまま王位が空位になった場合、枢密院が王位継承名を内閣に提出し承認を受けるとしている。その際、王女の名前を提出することも可能となっているのでシリントーン王女が王位に就く可能性もある。
最近のタイ王室事情はドタバタ続きであるが、本日は心よりシリントーン王女のお誕生日を心より祝福したいと思う。
たとえば国民投票なんかがあったとしたら
確実にこの王女様が次の国王に即位されるでしょうね
しかし何らかのことがない限り
王女様の即位は
次次期国王となる子どもがいない(未婚)
現時点で立太子していない
等の理由で難しいかもしれません
政治的にみても
経済の方でみても
現皇太子とのつながりの方が強いでしょうね
日本にもこの様な人がいて精力的に
働いてくれたら助かるのですが。
それにしても若いですね。60歳には
見えませんね。
誕生日おめでとうございます。
あさとさん
新100THB札に王女の肖像が採用されたことに象徴されるように
やはり王女の人気は高いので国民投票となればそうなるでしょうね。
現国王陛下が兄上から位を譲り受けたように必ずしも親子間で
継承しなければならないものではないので、そうなっても次の次は
王族のどなたかがなればよいわけです
一方で王子の方はと言いますと昨年暮れに3度目の離婚をされました・・・
いはちさん
今上陛下もご高齢にもかかわらず震災の時にはさまざまな
活動をされていました。タイ王室とも親しい関係に皇室は
ありますので、共通点がありますね