熊襲亭(くまそてい) ~絶品のとんこつ~

親戚の法事があり、鹿児島へ行ってきた。鹿児島へ行くのは今回で3回目である。目的は法事なのであるが、それは理由付けといった感じで小生にとって楽しみは現地のおいしいものを食べることである。

_digital_images_2007_09_15_20070906_a007[1]

鹿児島の名物と言って誰しもが思い浮かべるのは黒豚や薩摩揚げ、きびなごと言ったところであろう。また軽羹などというお菓子も有名である。私もこれまでの鹿児島旅行ではその程度の認識しかもっていなかったのであるが、今回の鹿児島訪問で新たな名物を発見してきた。それが「とんこつ」という料理である。

鹿児島に着いた日は鹿児島中央駅近くにある、某ホテルに投宿した。到着した時間がすでに20時を過ぎていたこともあり、ホテルに荷物を置いてすぐに食事に繰り出すことにした。目的地は天文館である。天文館という名称を初めて耳にした時は、プラネタリウムか天文観測所の名称かと思ったものであるが、これは地名である。鹿児島市随一の繁華街があるのがこの天文館である。

多くの店が立ち並ぶ中でどの店に入ろうか悩んだ結果、店構えのよい店に入ることにしたのが薩摩料理の「熊襲亭」(くまそてい)という店である。小生の薩摩料理に関する認識は前述の通りであったので、ここは店の人にお勧めを聞いて注文をすることにした。そうして注文したのが冒頭の「とんこつ」という料理である。 「とんこつ」というとラーメンのスープを思い浮かべる人も多いことと思うが、鹿児島のそれは味噌と醤油、黒砂糖などを使ったタレで、骨付きの豚肉を大根などの野菜と一緒に煮込むというものである。

_digital_images_2007_09_15_20070906_a008_2[1]

長時間煮込まれた豚肉ははしで簡単に切れるほどやわらかく、軟骨部分も食べられるほどである。ただの豚の角煮などとは違い、非常に奥行きの深い味わいである。今回の鹿児島訪問では、その後も何度も「とんこつ」を注文したが、この店で食べたものに勝る味を出している店はなかった。
他にも薩摩地鶏のたたきなども絶品であった。鹿児島に再度行く機会があったら立寄りたい店である。

1 response on 熊襲亭(くまそてい) ~絶品のとんこつ~

  1. カミタクと申します。
    拙運営の鹿児島の観光スポットと温泉を照会するHP「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
    http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
    内のサブ・コンテンツ「熊襲亭訪問記」
    http://homepage2.nifty.com/kamitaku/KAGKAN88.HTM
    から貴記事にリンクを張りましたので、その旨報告申し上げます。


コメント記入欄

※メールアドレスは管理者のみに通知されます。