前日は終日移動に費やしたので一泊開けたこの日は終日南京観光となった。まず最初に向かったのは中山陵であった。
中山陵(ちゅうざんりょう)とは、南京市東部の紫金山に作られた孫文の陵墓で、1926年~1929年にかけて建設された。牌坊、墓道、陵門、碑亭、祭堂と墓室からなり、すべて花崗岩を使って作られている。高低差は73メートル、墓道の階段は392段あり、見学者はこの階段を上り祭堂へ行くことになる。
現在では孫文の棺を見学できるようになっているが、当時は棺を見る事は出来なかったので、小生が撮影した写真も外部からの物のみとなっている。しかしその大きさは圧巻の物があり、指導者の権威づけを図ろうとする社会主義国的な発想を見る思いであった。
中山陵の西隣にはのちの2003年に世界遺産に登録される事になる、明孝陵があるのであるが、残念ながらこの時は訪れていない。今にして思えは少し残念な感もある中山陵見学であった。
中山陵に入りましょう。
中山陵はこんな石段を登っていきます。けっこう大変です。
石段を登りきると祭壇が入る建物につきます。
こうして振り返ると高さを実感です。
まるで山頂からの風景です。
石段を下りて再び石段を撮ります
なんか、北朝鮮とかぶるような雰囲気です。
当時の中国って、今よりかなり制限があったと聞きますし、共産主義の色ももっと濃く出ていたんでしょうね。
明の十三陵にすごく似ているようです。私は昔こんな感じの場所を選んで旅をしていました。良い場所に行かれましたね。
餌釣師さん
おっしゃると通りまだまだ共産主義色の強い時代でした。
そんな本シリーズの次回の記事ではそんなエピソードを紹介させて
いただく予定です。
雰囲気はやはり独特ですね
いはちさん
明の十三陵には私は行ったことがないのですが、こんな雰囲気なの
でしょうか?ただこちらは近年になってつくられたものなので
明の十三陵のような歴史はありませんし、訪問先に組み入れられること
自体が共産主義的な発想を感じます
台湾にも国父孫文を記念したものがありますが
やはり感じは似ていたと思います
もちろん圧倒的に大陸の方が大きいですが(笑)
あさとさん
やはり規模は大陸のほうが大きいですかね
雰囲気が似ているのはやはり同じ民族のなせる業ですかね