ちょっとした用事で羽田空港に行った帰りに以前から気になっていた場所に行ってみることにした。それが今回紹介する東京都立東京湾野鳥公園である。
東京湾野鳥公園は大田市場を取り囲むようにして設けられている広さ24.9ヘクタールに及ぶ都立の公園で、指定管理者制度に基づき日本野鳥の会が管理を行っている公園である。周囲には首都高速湾岸線や環状7号線、国道367線など交通量の多い幹線道路が通りとても野鳥がいるとは思えないような場所に位置している。
この場所はもともとは遠浅の海であったところである。1960年代に埋め立てが行われ陸地になったものの、建物が建てられることないまま雨水で自然とできた池に野鳥があつまるようになり野鳥愛好家の間で話題となっていった。その後、都立の公園として整備され干潟の自然形態が再現され現在の姿となっている。
まるで来るものを拒むようにひっそりとたたずむ入り口を入ると綺麗な管理棟の建物が見えてくる。そこで入場料(大人:300円)を支払い中に入る。園内は西園と東園に分かれており、東園が干潟エリア、西園が淡水エリアとなっている今回はメインとなっている東園を中心に回ったが、意外に多くの鳥を見ることができ東京都内でも結構野鳥がいるということを感じることができた。また東園中心にあるネイチャーセンターには、子供向けの展示もあり小学生くらいの子供を連れてくるには穴場的スポットで良いのではないかと感じながら後にすることにした
東京湾野鳥公園と周辺の位置関係はこんな感じです。
※画像クリックで拡大表示します。
目立たない入口を入っていきます。
こちらは管理棟。自動販売機で入場券を買って中に入ります。
東園にはこんな通路を通っていきます。
5分ほど歩いてネイチャーセンターへ到着
なかには野鳥に関する展示がされているとともに、干潟の野鳥観察もできるようになっています
こんな風に野鳥の観察が屋内から可能です。
ネイチャーセンターの1階には干潟を観察できるスペースも設けられています
干潟に生息するカニやハゼなんかが観察できます。
屋外にある観察台では大陸的な設備を発見。双眼鏡が南京錠で止められています
なかには台座のみになっているものもあります。
外にいる動物たちを涼し場所から観察できるのはいいですね。
近くの城南島海浜公園には飛行機の撮影に行っていましたが、こういうところもあったのですね。
これは随分と都会とは違う雰囲気の場所ですね
空港とは相反するものですが
羽田より以前からあったとは思えないのですが
当時はターボファン自体がなかったわけですから
事故原因になることはなかったのでしょう
都内にこんな施設があるなんて,しかも
大田市場の近くと言ったら新幹線の車両基地
がある場所に近いですね。
今まで全く知らなかったです。
羽田からは公共の交通機関でゆけるのでしょうか?
私は都会の道が苦手なので。
この干潟の観察スペースでは泥遊びしてもいいんですかね?
あくまでも、常識の範囲、大人の泥遊びですが・・・
私、こういうのほじくり返して、泥の中にいる生物とか観察するの好きなんですよ。
Dr.鉄路迷さん
城南島は飛行機の撮影でも有名なスポッとですね。
私の場合、若い時は隣の京浜島をよくデートスポットに使っていました。
にも関わらずつい最近まで、こちらの公園の存在を知りませんでした
それくらいわかりにくい場所なんですよ
あさとさん
こちらの公園ができたのが1989年ですので戦前からある羽田空港
よりはずっとあとにできています。これだけ野鳥が多いのですから
羽田でエアバンを聞いているとしばしばバードストライク未遂に
関する情報があるのもわかる気がします
いはちさん
千葉方面から行くと湾岸道路走をり新幹線の車両基地を少し
過ぎたあたりにあります。私も何度も羽田に行っているのに
まったくノーマークの場所でした。
公共交通機関ですと品川駅から大田市場に行くバスがあるので
そちらを利用すれば行けると思います。ただバスの本数は
少ないと思います
餌釣師さん
干潟には降りないように注意書きがありますので泥遊びは
NGのようです。ただ少し手を伸ばしてカニやハゼを観察する
ことは充分にできると思います