Bluetooth ヘッドホンレシーバ

Bluetoothとはデジタル機器の短距離通信に関する規格で、電波を利用して簡易な情報のやり取りに利用されている。この無線通信を利用した携帯電話のハンズフリー機器や、マウス、キーボード等が各メーカから販売されている。(-> Bluetooth について)

小生はBluetooth のヘッドホンレシーバを利用して、iPhoneに入れた音楽を聴きながら通勤している。通常はスマホで音楽を聴く場合はスマホのイヤホンジャックにイヤホンを刺して聞くことになるが、そうなるとスマホはイヤホンケーブルの長さの範囲に収納しなければならないが、Blurtooth機器を利用することでスマホは鞄の中でも音楽を聴くことができるようになる。(個人的にはスマホが鎖でつながれた犬のような状態になるのが嫌いだったりする)

最初に小生が利用していたのはSONY Ericsson のHBH-DS205 という製品であった。実売価格で10,000円ほどの製品であったが、コンパクトな設計でなかなか気に入っていた。しかし毎日の使用のなかで充電を繰り返したことから、内臓のリチウムイオン電池が劣化し充電しても30分も使えないような状態になってしまった。この手の製品はバッテリーの交換がきかないので、やむなく本体ごと買い替えることになった。

Bluetooth ヘッドホンレシーバ

そこで次に購入したのが多摩電子工業という聞きなれないメーカのS4101 という製品だ。実売価格3,000円程度の製品であるが、こういうカテゴリの製品で唯一単4電池を電力として採用している製品である。単4電池なら旅先でも調達が可能であるし、eneloop を使用すれば経済的でもある。

ところが購入から一年半ほどしたところで、イヤホンの右側の音が入りにくいようになった。イヤホンの内部で断線したのかと思い、刺し方を変えるとクリアに音が入るで騙し騙し使っていた。しかし2週間ほど前になると完全に右側の音が聞こえなくなり、次いで左側も音が入らなくなった。イヤホンの内部断線が起きたのだと思い、イヤホンを交換するが聞こえないのは相変わらずである。試しに今まで使っていたイヤホンを直接iPhone につな
いでみると左右ともにきれいに音が入る
調べてみるとこの製品はこういったトラブルが多いようで、早い人は購入後数週間で同様のトラブルに遭遇した人もいるようである。仕方がなく代替の製品を探すもやはり他に乾電池を使用できる製品は存在しない。仕方がなくひたすら価格重視で今回は1,800円でELECOM のLBT-MPAR120 というリチウムイオン電池を使用した製品を購入することになった。

今までの経緯から1年ほどでまた使い捨てとなるのであろうが、内臓電池が劣化したら機械的に壊れていなくても捨てるしかないというのは納得のいくものではない。せめてデジカメのように内臓バッテリの交換ができるようにすれば本体ごと買い替える必要はなく、メーカの商品開発の姿勢を考えさせられる出来事であった。

Bluetooth ヘッドホンレシーバ

一番最初に購入したのはSONY Ericsson社のHBH-DS205という製品。
SONYのBluetooth機器は製品は他社がリファレンスにするような製品ですので製品の安定性は抜群でしたが、1年ちょっとでバッテリーがダメになってしまいました。

Bluetooth ヘッドホンレシーバ

次に購入したのはHBH-DS205の反省から単4電池で駆動する、多摩電子工業のS4101。
しかし1年半ほどで音声が出力されないという予想外のトラブルで使い物にならなくなりました。

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今回購入したのは、ELECOM のLBT-MPAR120という製品。決め手は価格のみ。
一日も長く持ってくれると良いのですが・・・


4 responses on Bluetooth ヘッドホンレシーバ

  1. あさと より:

    >一日も長く持ってくれると良いのですが・・
    難しい問題ですね
    現状この分野のいろんなアクセサリー類は
    Bluetoothだけでなく
    長く持たないのが普通のような気がします
    メーカー側としても買い替え需要を増すための策というのもあるかもしれませんが
    それは何年も前から電気機器メーカーとしてはそうだったと思います
    それより
    日進月歩のこの時代この分野
    「もつ」ことに対しての需要が薄れてるような気がしてなりません
    ある程度で電気的・物理的に欠損ができて
    ほしかった新商品に買い替える決心ができる・・・

  2. 餌釣師 より:

    昔の日本人はそれなりの値段ではあるが高本質というものを求めてました。
    それがバブルを経てデフレスパイラルに陥って、低価格&高品質を求めるようになってしまい、メーカーも何とか対応していたのですが、その後価格競争もついに限界を超え、品質を犠牲にするようになったというまさにそんな変遷を見ているようです。
    そこには、中&韓製品の台頭も影響しているわけです。
    でも、最近は消費者もさすがに品質の酷さに嫌気がさして原点回帰が始まっているようです。

  3. ま~く より:

    あさとさん
    確かにメーカとしては買い替え需要が発生しないと儲からない
    というのはわかります。特にこういうニッチな製品の場合は
    ユーザもあまり多くはないですから。ただ消耗品が消耗
    したら使い物にならなくなる電化製品というのは考え物と
    思っています。

  4. ま~く より:

    餌釣師さん
    長いデフレ経済の中で低価格であることが重視された時も
    ありましたが、おっしゃるように低価格であるが故の問題が
    あることもユーザもわかってきましたからね。
    一時期は韓国メーカが席巻した東南アジア市場もその品質の
    問題から次第に苦しくなってきているように思います


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