先日、スマートフォンで撮影した写真にGPSの位置情報が記録されている事は書いた。しかしカメラ専用機となると、GPS機能を搭載したカメラは少数派である。一部のコンパクト・デジタルカメラではGPS機能を搭載したカメラが出ているが、一眼レフカメラとなるとGPS機能を搭載しているカメラは皆無に等しい。小生の知る限り唯一の例外が、Canon EOS 6Dで、もちろん小生の愛機PENTAX K5にもGPS機能は搭載されていない。
PENTAX O-GPS1 は一眼レフカメラ上部のホットシューに取り付けるGPSユニットである。これをカメラに取り付ければ、スマートフォンの写真同様にGPS位置情報を写真に記録する事が可能となり、旅行後の写真整理の際に撮影場所を思い出すのに悩む必要がなくなる。
この製品の面白い所は位置情報を写真に記録するだけではなく、アストロレーサーと言う機能が搭載されている事である。アストロレーサーとは天体撮影をアシストする機能である。天体写真を撮影する場合、星の光を充分にCMOS(或いはフィルム)に当てるために、一定時間シャッターを開放する必要がある。
しかし三脚でカメラを固定しても地球の公転分だけカメラの位置がずれ手ブレしたような写真になってしまう。しかしアストロレーサー機能ではGPS情報から取得した緯度を元に地球の公転速度を計算しその分だけ、手ぶれ補正機能を動作させぶれのない写真を撮る事が出来る。(アストロレーサーの解説ページ)
小生が天体写真を撮る機会があるかどうかは別にして、他にも直線ナビ、電子コンパス機能等が搭載されており、色々と楽しめそうな製品となっている。
パッケージはこんな感じ。思ったより大きいです。
カメラのホットシューに取り付けるとこんな感じです。
天体観測の写真を撮る時にどれ位の時間バルブを開放して
いるのか、やったことが無いのでわかりませんが
それを記憶できる範囲内でやってくれるのですね。
公転速度って緯度によって違うんでしたっけ。
専用の三脚を買うよりも安いかもしれませんね。
お値段が気になる所です。
あれ?
シューにつけてるGPS
上の写真と下の写真違うものなんでしょうか・・・
すみません
私には知識がないので・・・・
私のカメラは多分GPSがついてると思うのですが
それがなんなんだ・・という使用しかできていません(爆)
いはちさん
おっしゃるように公転速度は緯度によって変わってきます。
こちらの製品ではGPSによって取得した緯度情報から
公転速度を算出するようになっています。
値段的には廉価モデルのコンデジと同じくらいですね
あさとさん
少し分かりにくかったかもしれませんが上下の写真で
付けているものは同じものになります。
こちらの購入目的はなんの目印もないであろう所に行った
時に撮影した写真の撮影場所を記録する事が主目的です。
撮影場所が分かれば帰宅後に撮影意図を思い出すのも
容易になるのではないかと思っています。