アムナートチャルーンに向かう -タイ・ソンクラーン録 Vol.14-

ウボンラチャターニ空港を出発し、交差点を2回曲がると国道212号線に出る。そこからアムナートチャルーンまでは北東方向へ一本道となる。右ハンドルの日本車+左側通行という事で日本人にとって違和感は少ない運転となる。

タイの他の国道は分からないが、国道212号線には大きな集落部分を除き基本的に交差点というものがない。国道212号線に接続する道路はT字型に接する事になる。しかもしっかりとした中央分離帯があるため、左折はできるが右折はできないという作りになっている。では右側の目的地にどう行くのか?

その場合、目的の場所を通り過ぎ、少し先にあるUターン路を利用してUターンし反対に向きをかえ目的の場所まで戻り左折するという方法をとるのだ。

そんな道路の仕組みになっているうえに、例外的に交差点のある集落と集落の間はかなりの距離があるので、どの車もかなりのスピードで走る。なにせ稀に飛び出してくるのは、牛ぐらいのものらしい(イサーン人談)

またイサーンの道路で注意が必要なのは、数少ない交差点でである。交差点で右折するという機会が少ないので、どの車も右折は基本的に下手である。また左折の場合は信号は関係ないのか、赤信号でも左折する車は進んでくる。このあたりは日本の感覚と違うところであり注意が必要である。

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出発地点のウボンラチャターニはイサーンの中核都市ですので
街中には商店が立ち並びます。

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しかし少し行くと建物が殆どなくなります。

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目的地のアムナートチャルーンを示す標識が出てきました。

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すると周囲はもっと何もなくなります(笑)

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ソンクラーンで使用されたと思われるクルマに遭遇。

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こちらのUターン路を使用して右折のためのUターンをします。
右に曲がるには、このような方法で曲がります。
※PCの場合は画像クリックで拡大表示


6 responses on アムナートチャルーンに向かう -タイ・ソンクラーン録 Vol.14-

  1. あさと より:

    おっしゃる通り
    タイでは左折はだいたい常時できます
    専用のレーンをつけてる道もかなりあります円
    右折は・・・・そうですUターン道路で…というのが幹線道路の常ですね
    ただ
    街中や狭い道ではそうもゆきませんから
    注意が必要でしょう
    以前は台湾もそうでしたが(右側通行ですが)
    この方式が浸透していることもあってか
    タクシーに乗っていて
    目標物が未知の反対側にあった場合
    無意識のうちに通り越す運転手がたくさんいます
    目標物が見えたらその先のUターン道路まで走る・・・
    知ってないと
    通り過ぎられたと勘違いします
    またそういう廻り方を常日頃からしてるため
    大きく回って目的地に行くことなんて何とも思ってない運ちゃんが多いです
    A⇒Cの道順は知らなくても
    A⇒BとB⇒Cは知ってる
    でもBはAからは全く違う方向で
    A⇒B⇒Cは総距離が倍以上になる
    と言うことがあっても
    マイペンライということで
    平気でそういう生き方をするようです(笑))

  2. いはち より:

    左側だけでは無く右側通行の諸外国でも
    常時右折可&左折可の交差点はありますね。
    日本にも白地に青の矢印で「左折可」の交差点も
    いくつか有るのですが、日本人の性格故、停止して
    信号が変わるの待ったりして、後ろから追突
    される事故が多いです。
    慣れていないのでしょうね。私もアメリカで
    右折可の交差点でまごついて後ろからクラクションを
    鳴らされた事が有ります。
    一旦Uターンして左折ですか。
    モーター利ジェーションの発展途上で道が
    新しく出来てしまい、その結果この様になった
    のだと推測出来ます。
    車が少ない時代は良いのですが、今後急増したら
    どうなるのか?心配です。

  3. 餌釣師 より:

    なるほど、日本と同じ左側通行とはいえこういった不便さがあるわけですね。
    まぁ闇雲に交差点を作るのもそれはそれで渋滞のもとですから、まぁ交通量の少ない地方部ではある程度は理にかなっているのでしょうね。

  4. ま~く より:

    あさとさん
    海外で運転するのは日本とは違ったリスクがありますので、今回のような
    地方都市でなければ運転するということは選択肢に上がらないかと思います
    特にバンコクのような大都市では考えられないです。
    右折の仕組みを知らないと、どうして目的地を通りすぎたのかと
    思ってしまいますね。こうした方式をとっている国をタイのほかにも
    経験していたのですが、どこの国だったのかが思い出せません(笑)
    > 大きく回って目的地に行くことなんて何とも思ってない運ちゃんが多いです
    その過程はともかく結果的に目的地に着けばよいだろうという感覚ですかね
    ご存知の通りタイのタクシーはメータ制と交渉制がありますが、
    交渉制の場合はどういう経路でも交渉したと通りの値段になりますので
    案外タイの実情に合っているのかもしれません

  5. ま~く より:

    いはちさん
    左折可の標識は日本でも以前はたまに見られていましたが、最近では
    あまり見られなくなったように思います。やはりまごついてしまう
    ドライバーが多くて危ないとの判断で減っているのでしょうかね
    ただ赤信号でも左折していくのは上海なんかもそうですし
    案外国際的にはスタンダードなのかもしれません
    車が急増したらその時に道路の再整備を行うのだと思います。
    そういったその場その場での対応の積み重ねで物事が進んでいくのは
    東南アジアの常ですから(笑)

  6. ま~く より:

    餌釣師さん
    同じ左側通行でもやはりローカルルール的な部分では違いがあります。
    このあたりはやはり実際に自分で運転してみないとなかなか
    実感はできません。
    おっしゃるように無理に交差点を作るよりもUターン路を利用する方が
    利にかなっていると思います


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