ANAとAirAisa業務提携解消、日本国内でのArAsiaブランド消滅へ

AirAsia のフェルナンデスCEOが、ANAを「世界一高コストな会社だ」などと批判し、対立が表面化していたANAとAirAsiaの業務提携が提携の解消が正式に発表された。
ANAの新LCC、成田と中部拠点にグアムなど観光路線 12月下旬就航へ
AirAsia: aggressive plan for India domestic service
ANAが発表した内容によれば、現在AirAsiaが49%保有している、エアアジア・ジャパンの株式全てをANAが買い取る形で完全子会社とするという。そして現在のダイヤが終了する10月下旬にいったん運航を終え、11月に新社名に衣替え、12月から再就航する予定だと言う。
いったん運航を停止するのは、エアアジア・ジャパンが飛行機を保有していないためだ。現在、エアアジア・ジャパンが運航している5機のA320はすべてマレーシアのAirAsiaの保有機であるため、2013年9月と10月に1機づつ、エアアジア・ジャパンの運航終了後に残りの3機を返却する事になっている。そのため運航機材が減る9月、10月においても欠航が発生する見込みである。
ただANAグループにはANAが単独で立ち上げたPeach Aviation(以下、ピーチ)の存在がある。ピーチは新たな需要を掘り起こし、起動に乗りかけている事もあり、関係者は明言しないもののゆくゆくは、ピーチとエアアジア・ジャパンは統合されるのではないかと考えている。LCC元年と言われた2012年に相次いで参入した両者で明暗が分かれた形であるが、ANAグループとしての戦略の誤算も大きかったのではないだろうか

9 responses on ANAとAirAisa業務提携解消、日本国内でのArAsiaブランド消滅へ

  1. あさと より:

    >世界一高コストな会社だ
    世界一かどうかはわかりませんが
    余分なものに金をかけて
    肝心のサービスを省いいるのは間違いないでしょうね

  2. あさと より:

    追加で申し訳ありません
    ↓↓
    https://www.ana.co.jp/pr/13_0709/13-079.html
    こういうところが特にそうです

  3. 餌釣師 より:

    LCCは不要だと思っている餌釣師です(笑)
    まぁ「高コスト」な会社なのは間違いないですが、やはり飛行機の運行にはある程度のサービスと安全性の担保を求めてしまいます。
    LCCの会社がサービスを省いて、低コスト化するのはまぁ100歩譲って許容しますが、間違いなくこの影響は整備やトラブル時の対応などにも現れると思います。
    後は、低コスト化によって空港のマナーなどが荒れるのも嫌です。
    やっぱ飛行機にはそれなりの経済的な基盤のある人に乗って欲しいですので、LCCの会社はみんな潰れてほしいなぁなんて思っちゃいます(笑)

  4. いはち より:

    私もLCCに関しては先日の那覇空港で遭遇した事件も有って
    その体制に不満を持っている人間の一人です。
    日本の空港はそれではダメだと思うのですが。
    ANAのサービスは向いているベクトルがちょっと 
    違う様な気がします。

  5. 旅途愉快 より:

    ANAの考え方とエアアジアとの考え方が相当開いてしまったのでしょうね。
    私はANAの考え方には全肯定しませんが、エアアジアの考え方では日本で成功していくには少し厳しいと思います。
    まずは、ウェブ予約システムの改築など日本でも通用するものを取り入れていくことが必要だと思います。

  6. ま~く より:

    あさとさん
    肝心なサービスの質を落とすと言う事は困りものですね
    特に人的サービスなんかの部分はやればできるだろうとう
    ものも少なくないでしょうし。
    これまた色々なシェフにお願いするんですね。
    上級クラスはエコノミーとは違ったValue を提供するべきとは思いますが
    こう言ったやり方ではないように思いますね

  7. ま~く より:

    餌釣師さん
    LCCに対する考え方としては私も否定的なものを持っています。
    ギリギリの機材繰りで運航するLCCは安全面をレガシーキャリアと同様に
    できるのかという大きな問題を考えざるを得ません
    また先日、AirAsia機がバードストライクを起こし修理が必要となった
    際には、機材繰りがつかずに何日も欠航便が出ました。
    こういう状況は公共交通機関としてはやっぱりアウトだと思います

  8. ま~く より:

    いはちさん
    ANA本体とLCCのベクトルは明らかに違うとは思います。
    ただLCC元年と言われた2012年に、JALもANAもなかば恐怖感に
    さいなまされてLCCに出資したり、会社を設立した感じでしたね

  9. ま~く より:

    旅途愉快さん
    もともと同床異夢という状態であったのが、お互いに相手を
    知るにつけ、対立するようになったと言う感じでしょうね。
    AirAsia の予約システムは本当にひどいですよ。
    コンピュータのくせに簡単な足し算引き算ができませんから


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