ワット・プラケオの拝観を終えた後に向かったのが、やはりバンコク観光の定番のひとつであるワット・ポーである。アユタヤで巨大な涅槃仏を目にしてはいたが、やはりタイで最も有名な涅槃仏のお姿を見なければとの思いであった。
境内から本堂に入ると、その大きなお姿が目に飛び込んでくる。金色に輝くその姿には圧倒されるものがある。またお顔を見るとどこか微笑みを浮かべたような柔和な表情をしている。全長49メートルもあるにも関わらず、どの位置で見ても目が会ってしまうような感覚に襲われるのは不思議なものである。
涅槃仏の裏側に回ると、長い廊下に108もの鉢が並んでいる。言うまでもなく人の煩悩の数である。すみに座っているオバさんの前にある箱に喜捨を投入し、サタン硬貨を入れたアルミ容器を受け取り並んでいる鉢にひとつずつ入れていくと煩悩が消えていくということだそうだ。
ところがこのアルミ容器に入ったサタン硬貨が足りなくなるという事が結構な頻度で発生すると聞いていた。そのためきっちりと数えながら鉢に入れていくと、小生の場合は10枚ほどの硬貨が残ってしまう事となった。おおらかなタイ人のことだけにサタン硬貨をアルミ容器に入れているオバさんが、きちん108枚を数えているとは考えられず、「だいたいこの位」というような感覚で入れているのではないかと思う。
涅槃仏が有名すぎるだけにそちらにばかりがハイライトされてしまうワット・ポーであるが、実は他にも見所がある。本堂の周りにはチャクリー王朝の歴代国王の墓である仏塔があったり、ヨガのポーズをとった像が立てられている。そんな様子を見ているのも楽しい、ワット・ポーの拝観である。
入口を守る像はなんか可愛いです
まずはタンブンしましょう
メガネ女子のお隣で御祈りさせて頂きました
涅槃仏とご対面まずは巨大な頭部です。
全体はなかなかフレームに収まりません。
足の裏には曼荼羅が。良く見ると螺鈿細工のようです。
こちらの器に硬貨を一枚づつ入れていきます。私の場合は10枚ほどあまりました
涅槃仏のある建物を抜けるとこんな噴水が
歴代の王の仏塔のあるエリアに移動です。
こちらの建物も立派です
中心の仏塔が黄色いのでラーマ3世の仏塔でしょうか。ちなみに歴代の王の
仏塔は色で分けられており、
1世=緑、2世=白、3世=黄色、4世=青となっているそうです。
一般の人でも寄付をすれば周囲のこういう仏塔に入れるそうです。
敷地内にはこういう小さな像が沢山ありました。
黄金色に輝いている涅槃物は圧巻ですね。
足の裏の螺鈿細工もすごいです。
ここには一度で良いから行ってみたいのですが
いつになることやら。
煩悩を洗い流したいです。
とても大きな涅槃仏ですね。圧倒されてしまいます。
私の場合、煩悩がありすぎるので1つの器に硬貨を3枚位入れないとダメかもしれません(笑)
硬貨は数えられていませんよ
私も何回か行った時に
余る枚数は違いましたし
1度は足りなかったこともありました(笑)
でもきっと
マイペンライなんでしょうね
私は暑いとダラけてしまうのですが、
南方の大仏さんも暑くて寝ているのかなあ。
いはちさん
実は螺鈿細工になっているのは帰国して写真を見ていて
気が付いたんです。そうと知っていればもっときちんと
見たのですが・・・
> 一度で良いから行ってみたいのです
体育会を企画しましょうか?
通訳なら調達できますよ(笑)
旅途愉快さん
確かに大きな涅槃仏ですので、近くでみると本当に圧倒されます
タイでいくつものお寺に行きましたが私の煩悩はまったく
衰えていないうです
あさとさん
事前に足りない事もあるという話は聞いていたので注意して見て
いたのですが、私が行った時は足りない人が続出していました。
まぁああいったお国柄ですので数えていないだろうとは思って
いましたが(笑)
まぁマイペンライ何でしょうね・
Dr.鉄路迷さん
涅槃仏は釈迦が入滅する際の様子を表したものです。
決して暑くてだらけている訳ではありません。