本日は終日、クタ市内観光を行うこととする。クタ・スクエアにあるまたハリデパート、クタビーチ、カルティカプラザなどとクタ中を歩き回ったという感じである。
【朝食】 -Bali Summer Hotel内-
昨日同様にナシゴレンを選択する。小生今までバリで食パンを食べておいしいと思ったものに巡り合ったことがない。すると必然的にContinental BreakfastとAmerican Breakfastを選択肢から除外することになる。すると選択可能なのはindonesianの中のナシゴレン、ミーゴレン、ブブール(お粥)の3択となる。
ミーゴレンはいまいちであったので除外、お粥も腹もちが悪いということを考えると残るはナシゴレンしかないのだ。
と、いうことで消去法での選択となった。
【昼食】 -Campur Campur(クタ、Jl.バイパス・ングラライ)―
前日に引き続いて、昼食に選んだのはチャンプル・チャンプルである。前日に食べた、アヤム・ゴレンを再び食べたい、そう考えての再訪店となった。
店の奥に陳列されたおかずのショーケースの中は前日のそれとは並んでいるものが若干変わっていた。それでも昨日、絶品と感じたアヤム・ゴレンはしっかりと並んであった。
おかずの選択にあたってはアヤム・ゴレンを筆頭にカレ・アヤム、豚肉の煮込みそして野菜類を選択した。店員に渡された値札は前日より肉類が多かったせいか、少し高めとなり22,500rpとなった。それでも日本円で約300円とやはりやすいのである。
さて味の方はというと、前日に絶賛したアヤム・ゴレンは言うまでもなく美味しかったのであるが、それにもまして美味しかったのはカレ・アヤムである。ココナッツクリームを使って煮込まれた、鶏肉はとてもやわらかく仕上がっていた。またココナッツクリームを使っていることで味もマイルドに仕上がっておりバリのおふくろの味といった風情でくある。
一方で豚肉の煮込みの方はというとこちらは小生には若干、甘すぎる仕上がりとなっていた。前日のケチャップ煮もそうであったが、この店は煮込み系の料理の味付けは甘めのようである。
ともあれ、前日に引き続き大満足な昼食となったのであった。
【おやつ】 -カルティカ・プラザ-
今回で3回目のバリ旅行となったが、最初に訪れた時と明らかに変わった点がある。それはおじさんが引く屋台が減少したことである。中でもバッソという肉団子入りの(多くの場合は春雨のような麺も入っている)スープを売る屋台は今回のクタ滞在では殆ど見かけることはなかった。バッソはバリ人も夕食前に小腹がすいたときにおやつのように食べるものであるで、以前はバリの風物詩
のようになっていたものである。
何でも屋台のバッソ屋さんでは保存料としてホルマリンを使っていると、現地の新聞に報道されたことがあり、その影響もあり減少しているとのことであった。
と、いうことで今回、小生が食したのも屋台のバッソ屋さんのものではなく、カルティカプラザ内のフード・コートにあるバッソ屋さんのものである。
バッソの具となる肉団子はチキン、ビーフ、ポークの中から選択が可能であったが、今回はチキンを選択した。
現地の人はスープにケチャップ・アシン(現地の醤油)やケチャップ・マニス(甘口ソース)を入れて食べるのであるが、まずはそのままの味を試してみることにする。薄口に仕上げられたスープは具の肉団子の相性は抜群であった。個人的な好みとしてはこのままの味が良いなぁと思い、調味料を入れずに食べ進んでいた。
ところが隣に座っていたバリ人のおじさんが、調味料を入れた方が絶対に美味しいと力説するので、ためしにケチャップ・アシンを少し入れてみた。まぁこれはこれでおいしいけれど、やっぱりそのままの方が良かったなぁ、そう感じながらのおやつとなった。
【夕食】 -BEBE ANGSA(クタ、Jl.カルティカプラザ)-
街中を歩いていて気になった、店に夕食に入ることにした。店名にべべ(あひる)とあり、看板にもあひるの絵が描いてあることからすると、どうやらアヒル料理らしい。
しかし店に入ってメニューを見てみると、メニューにはパスタやらピッツァばかりが並んでおりベベ料理はいくら見ても見つからない。ようやく見つけたのはベベ・ブトゥトゥという料理のみであった。
店員に聞いてみると、店の名前にベベとあるものの、ベベ料理はこのベベ・ブトゥトゥのみとのことであった。なんか納得はいかないが仕方がない。ともあれこのベベ・ブトゥトゥは小生が食べてみたいと思っていた料理なので、まぁ良しとすることにした。
ベベ・ブトゥトゥとはあひるの肉にレモングラスを詰め込み、バナナの葉で包み焼き焼き上げるバリの名物料理のひとつである。店によっては手間がかかるせいか、前日までに予約が必要な店もある。
と、いうことで念願のベベ・ブトゥトゥを注文したのであるが、ここのベベ・ブトゥトゥは焼き上げたというよりは煮込んだという風情であった。
肝心の味の方はというと、スパイスの利いたアヒル肉の味はとても美味しかった。本来のベベ・ブトゥトゥとは若干、違うのかもしれないが、これはこれでよいのではないかと思った。
写真は少し食べ進んだ時のものであるが、完全な形での写真を撮っていなかったのは残念である