南海電鉄 特急ラピート Vol.1 スーパーシート

小生が大阪市内から関空へ向かう際は、JRではなく南海鉄道を利用ことが多い。通常は特急料金の必要ない、急行等を利用するのであるが先日の帰京の際には特急ラピートを利用してみた。

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特急ラピートとはJR西日本が関西国際空港へのアクセスとして運行している「はるか」に対抗する特急列車で難波と関西空港駅を結んでいる。特急料金は全区間500円と「はるか」に比べて少々安めの設定となっている。所要時間には急行でもそれほど大きな差はないものの、特徴的なフォルムの列車に一度利用してみたいと思っていたのである。

今回はJRからの乗り換えであったので新今宮駅からの乗車となった。ホーム内の特急券販売所で、特急券を買う直前に+200円でスーパーシートなる席が利用できるとのことなので折角なのでスーパーシートを利用することにした。

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新今宮駅からラピート乗り込んでまず最初に感じたのは車幅が以外と狭いことである。しかしそれに相反して天井が高い作りとなっているのでそれほどの圧迫感 はない。もっとも車幅は関東と比べると関西の電車は全般的に狭く感じるが。。。

乗車して感じるのはオレンジ色で統一された白熱電灯で照らしたかのような温かみのある車内の印象である。そこに大きな丸い窓があり車内の開放感も演出している。一方でシートであるがこちらは、ラウンジのソファーを置いたかのようなすわり心地の良いものであった。リクライニングも可能であったが小生はリクライニングせずとも普通の状態で充分であった。

また荷物の収納場所は新幹線のただおける場所がるだけではな、飛行機の収納棚のきちんと蓋ができるようになっている。また大きなバゲージは車両の後部に置くスペースが確保されているので海外旅行客に対する配慮も感じられる。

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新今宮から関西空港までの30分程度の乗車ではあったが、なかなか快適に過ごすことができた。しかし気になったのは乗客の少なさである。小生の利用した車両はGWの初日であったにも関わらず貸切状態であった。普通席の状況はしっかりと見なかったものの、関西空港で降りた乗客数からするとそれほど変わらない状況であったのではないかと思う。

確かに難波からの所要時間で急行との差異は10分程度である。そのくらいの差であれば、わざわざ特急料金を払うのはどうかという疑問も沸いてくる。
このような状況でラピートが続けていけるものなのか、正直疑問に感じた中での、スーパーシート利用であった。

(→「南海電鉄 特急ラピート Vol.2 レギュラーシート」はこちら


2 responses on 南海電鉄 特急ラピート Vol.1 スーパーシート

  1. 落武者R より:

    私は乗り換えと長時間ロングシートに乗るのが苦痛なので(笑)ラピート、はるか、バスそれぞれ乗車区間によって使い分けています。
    スーパーシートなんてあったんですね。
    この間乗ったのはなんだったのか、意識していなかったので覚えていませんが、今度はスーパーシートを指定してみます。

  2. ま~く より:

    落武者Rさん
    スーパーシートはあまりにも利用者が少ないので、こちらから何も言わないと駅員も普通席の切符を販売するようです。
    スーパーシートは一人掛けと二人掛けがあり、どちらにするか聞かれますが、二人掛けがお勧めです。隣に他の乗客が来ることはまずないので、二人分の席を独占できます。
    (写真の通りガラガラです)

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