イサーン最後の朝 -タイ・イサーン疎放録 Vol.32-

イサーンの人は早起きです。大人は5時頃には皆さん起きて何かしらしています。しかしその起きる時間に比べて朝食の時間は遅めで、この日も8時過ぎにようやく朝食となりました。

まず出てきたのはカオニャオ(もち米)が入ったお櫃と、ホムデンという小さな玉ねぎ。これを自分で皮をむいてそのまま噛り付きます。

朝にしてはこの日は品数が多いです。

ゲーンですね。筍や茸、ナスなどが入っています。

豚肉を茹でたものですね。味はついていません

こちらは肉が入ったスープ。イサーンではスープ料理が出てくることが多いです。但しどのスープも一様に冷めていますが・・・

ツルムラサキのような野菜を茹でたものですね

夕べの赤貝が残っていたようで、朝にも出てきました。

イサーン人のソウルフード、ソムタムですね。朝だって昼だって夜だって出てきます。

4 responses on イサーン最後の朝 -タイ・イサーン疎放録 Vol.32-

  1. いはち より:

    いや~。朝からたくさんの料理が並べられていたようですね。
    もしかしたら旅立ちを祝って?ということではないのでしょうか。
    ツユ紫のような食べ物はゼンマイに似ていますね。あっ、ワラビでしたっけ。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      この日は前日に残った料理や食材が多くあったのです。それらが出てきたという事です。通常であればご飯とおかずが1・2種類ほどなんて事もありますので、確かにこの日は朝食としてはおかずが多かったですね

      ツルムラサキのような野菜、言われてみれば確かに姿はワラビにも似た感じですね。でも食べると味はツルムラサキにそっくりです

  2. あさと より:

    もち米を一緒に食べるのに
    ケーンとソムタム以外は味が薄いのですね
    冷めたスープって
    例えば日本の冷や汁のように
    冷めてこそおいしいのか
    それとも本当はあったかい方がおいしいのか・・・

    1. ま~く より:

      あさとさん

      イサーンの料理は味付けをする場合は、濃い味にする場合が多いですが一方で味付けを殆どせずに出てくるものもあります。そうして調和をとっているのかもしれません。

      冷めた方がおいしいいからとかいう理由ではなく、結果として冷めたというところです。日本のように熱い料理は熱々の状態で状態で提供するという感覚がタイ人にはありません。タイ人の多くが猫舌と言う事もあるでしょうが、出来上がってしばらくしてから出てきます。バンコク在住の友人がと話した時に、タイで日本のラーメン屋が店を出すと最初は良いのですがタイ人に運営が任された途端にどんどんスープがぬるくなると嘆いていました。


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