葛西臨海水族園は、葛西臨海公園内に1989年10月に開園した東京都が運営する水族館です。一番の目玉であるドーナツ型の大型水槽(アクアシアター)ではマグロ類をはじめとする大型の回遊魚が飼育されているほか、47の水槽に約650種の生物が飼育されています。
葛西臨海水族園を巡っては2014年12月から翌年3月にかけて、飼育されているマグロなどの回遊魚が大量死するという事象が発生し、大きな話題になりました。結局、原因はよくわからないままだったようですが、その後再び飼育数を増やし元の姿に戻ったとの話を聞いていました。そこで久しぶりに葛西臨海水族園に行ってみることにしました。
館内に入るとすぐに大きな水槽が目に入ってきます。この水族館の目玉であるアクアシアターです。マグロが泳いでいるのかと思って見ると、思った以上に小型の魚です。そこでよくよく見るとマグロではなくカツオの類です。そこで周囲を見回して状況を理解します。アクアシアターはドーナツ状の水槽を半分に区切り、片方をカツオやダツと言った比較的小型の魚を入れ、もう片方の方にマグロを入れているのです。入館後すぐにあるのは、カツオなどが泳いでいる方だったのです。
そんな意外な展開から始まった久しぶりの水族館見学も、予想外に楽しいいものでした。当日はあいにくの天候でしたが、ペンギンの展示以外は屋内ですので、天気を気にすることなく楽しむことができました。
この印象的な建物は建築家谷口吉生氏の設計になるものです。
ドームの中はなにもありません
エレベータを降りて館内に入ります。
エレベータを降りるとすぐにシュモクザメが出迎えてくれます
こちらの大型魚はほとんど動きません
グレートバリアリーフを再現した水槽。カラフルな魚が泳いでいますね
子供たちに人気なのはやはりカクレクマノミ。「ニモ、ニモ」という声があちこちから聞こえます
アフリカの海を再現した水槽。イソギンチャクがカラフルです。
クロマグロもきちんと復活していました。
東京湾を再現したコーナーではクラゲが展示されています
深海コーナーにいたのは、ダイオウグソクムシ。全く動きません
ランチは水族館内のレストランでマグロカツカレーをいただきました。こういうところですので味はそれなりです
子供向けのカレーはペンギンが載っています。なかなか考えていますね
ここは駐車場が広くて安いので良いですよね。もしかしたらネズミの国に行く人が
停めていたりして・・と考えてしまいます。
私、一度だけ行ったことがありますが、家の近くにもこの様な施設があるので
入場はせずに外でボ~っとしていました。中はこんなんですか。
お子様向けのカレーに乗っているペンギンさんは食べられるのでしょうか?
給食みたいですね。
いはちさん
葛西臨海公園の駐車場は以前は一日500円でしたが、そういった使い方をする人が続出したおかげで一時間200円に改定されています。短時間しかパークに滞在しない人ならメリットがありますが、一日パークで遊ぶような場合は価格差ほとんどなくなってしまうようです。
こういう施設内のレストランですので、まぁ味も給食のようなものです。ペンギンは紙製ですので食べられませんが、少ししっかりした紙でしたので自宅に持ち帰り再利用しました
マグロの大量死は覚えています
結局原因は本当にわからなかったのでしょうか
こう言う公立の施設ですから
原因が公表できない原因
責任がある程度上の方
そう言うこともあるのでは……
と勘ぐってしまいそうです
あさとさん
マグロの大量死の原因は複合要因で単一の原因ではないとのなんともお役所的な鉄論に至ったようです。ただそれ以降はいくつかの対策を施し、現在では順調に水槽の中のマグロも生育しているようです。
まぁ大海原を回遊する魚を水槽で飼うという事自体が、そもそも無理があるのだとは思います。