我が家にHONDA スタンドアップ・タクト(以下、タクト)がやって来たのは、2011年10月の事でした。その時点ですでに製造から20年が経過したバイクで、購入価格も30,000円であったことから1年も乗れれば良いかなと思っていました。そのため長期間契約をすればお得な自賠責保険も、最初は1年しか入りませんでした。
ところが乗り始めると何かと便利で、気が付くと8年半経過していました。その間、通勤の足として毎日活躍してくれたほか、山中湖に行ったり、マラソン大会の会場入りなどで活躍してくれました。
しかし想定されていた事ではありましたが、PCXが我が家に来てからというもの、タクトの出番は大幅に減り、今年に入ってからは殆どエンジンをかける事もなくなっていました。そんななかタクトに関しては2つの期限が迫ってきました。
一つは軽自動車税の納付に関してです。自動車・バイクに関しては3月末に登録している車両に対して税金が課せられます。そのため3月末までにタクトの登録を抹消しない場合は、軽自動車税として2,400円が市役所から徴収されます。それを考慮すると3月末までに登録抹消するか、バイク2台分の軽自動車税を支払うかの判断が必要になります。
二つ目の期限は自賠責保険の更新です。タクトの自賠責保険は、2015年10月に5年契約をしていました。そのため今年の10月に自賠責が切れる事になりますが、自賠責保険を更新しない場合は公道を走る事ができなくなります。車両登録を継続したうえで、自賠責も更新となると7,500円(1年契約)から16,990円(5年契約)の費用が必要となります。
一時期は登録抹消の手続きをし、公道を走れない状態になったままのタクトを動態保存することも考えていました。しかしタクトのような原付バイクの場合、長い期間エンジンをかけないとエンジンがかからなくなるケースが多いです。つまり動態保存するという事も難しいという事になります。
そこで春の彼岸の三連休の期間に購入したバイク屋さんに、タクトの廃車をお願いすることにしました。ただバイク屋を後にするときは長い間、活躍してくれたバイクだけに、その別れは少し淋しい気分も沸くものとなりました。
ここ3か月ほど、こんな感じで保存していましたが、いよいよお別れすることになりました。久しぶりにエンジンをかけましたが、やはりエンジンのかかりが悪く5分ほど始動にかかりました。やはり長期間エンジンをかけないと、エンジンがかかりにくくなります。
トップボックスは他の用途にも使えそうなので外してバイク屋に持ち込むことにしました。
8年半遊び相手になってくれたタクトには感謝です。
やはり、ずっと乗って来た車両に別れを告げるのは悲しいものです。
でも、3万円でこんなに乗れるなんて・・・完全に元を取りましたね。
それにしても原チャリの自賠責ってすごく高くなったんですね。
私が乗ってた頃は全然きにならない料金でしたが。
山中湖まで原チャリで行かれたのですか??
いはちさん
利用期間が長ければその分愛着も沸きますから手放すときの喪失感は増しますね。すでに車両価格よりもメンテナンスで交換した部品の金額の方が高い状態になっていましたが、よく頑張ってくれました。
山中湖はだいぶ前に記事にしましたが、落武者Rさんと神奈川県内で落ちあって行ったんですよ
なんと3万円で・・・。
ずいぶんと活躍してくれましたね。
維持費も大変になってくると思います。
動態保存したいところですが、仕方ありませんね。
Dr. 鉄路迷 さん
はい、購入価格以上の働きはしてくれたと思っています。まだ不動になった訳ではないので名残惜しい気持ちもありましたが、仕方がないですね。
確かに何年も乗ってると廃車にしづらいのは
なんかわかるような気がします
うちも2台あった自転車を2か月前1台にしましたが
長い間その廃車したのほうは使ってませんでしたが
思い出がいっぱいありました
でも動態保存するにしても
いずれいつか何かのタイミングで
まーくさん自身でではなくても手を離さなければならないのは明白なことですからね
あさと さん
趣味でバイクを何台も持っている人もいますが、一度に利用できるのは1台だけですので、自転車もバイクも複数持っていても利用するのは1台に決まってしまいますよね。
確かに動態保存していても家族の誰かが乗るようになる可能性があるのであれば意味もあると思いましたが、その可能性はかなり低いのでやはり廃車にするのが妥当だと感じました