各種報道によれば日本では連日新型コロナウィルス(COVID-19)の新規感染者の確認が報告されています。一向に収まる気配を見せない、感染拡大に日本社会全体に閉塞感が生まれているような気がします。
一方で新規感染者の確認は、国外からの帰国者のみで国内での感染者が3か月近くにわたって確認されていないタイでは外国人の入国に関して以下のような厳しい制限が続いています。
項目 | 内容 |
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タイに入国できる外国人 |
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必要書類(追加分) |
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一日に入国できる外国人 | 500名 |
入国後の措置 | 2週間の検疫隔離を受ける(自費) |
小生もタイに行こうと思えば行く資格はあるようですが、検疫隔離や手続きの面倒臭さを考えれば行く気にはなりません。タイ当局も一時期は外国人観光客の受入れに関する検討を行い『トラベルバブル』という計画を公表していましたが、世界的な感染再拡大を受け検討は完全にストップした状態となっています。8月末が期限となっている緊急事態宣言も、延長の可能性が濃厚のようです。
そんななかタイ国政府観光庁 副総裁 チャッタン・クンチョーンナ・アユタヤー氏は年内の外国人受入れはないだろうとの予測を示し、ケース別に以下のような見通しを明らかにしました。
シナリオ | 外国人受け入れ開始時期 | 受入外国人数(年間想定) |
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最良ケース | 2021年春節明け | 約200万人 |
中間 | 2021年7月~9月 | 約1250万人 |
最悪ケース | 2021年10月~12月 | 約614万人 |
最良のケースで外国人の受入を開始しても、その人数は2019年の半数ほどにとどまります。感染症対策として集団免疫の獲得を目指す国があるなかで、感染者が少ないタイでは集団免疫など望むべくもありません。そう考えると一層慎重な姿勢を取らざるを得ないのかもしれません。
タイでも今年4~6月期のGDPはマイナス12.2%と、アジア通貨危機の影響を受けた1998年の第2四半期(マイナス12.5%)に匹敵する低水準となっています。しかしそうした経済状況を度外視しても、感染症対策を優先するのがプラユット政権の方針のようです。
とんでもない予想ですね
これだと私の保持航空券がさらに2つ
キャンセル可能になるのを待たねばなりません
おっしゃるように
隔離期間があったりすると
行く気が全く失せますし
現実サラリーマンの身には不可能です
あさと さん
タイ国内の観光業は大打撃を受けていますが、そんなことはお構いなしにコロナの封じ込める方針のようです。TGも10月末まで運休になる事を発表していますし、やはり年内解禁はなさそうな雰囲気です。
2週間も隔離しないとならないとなると普通のサラリーマンには無理な話ですよね