OGK Kabuto「FF-RⅢ」購入

背景

風切り音

2019年12月に、それまで乗っていたスタンドアップタクト(AF24)から、PCX125(JF81)に乗り換えました。バイクが大きくなって、原付独自規制の30km/h 制限から解放されたわけですが、それと同時に初めて経験することもいくつか発生しました。そのうちの一つが走行時の風切り音です。

前述の通り原付では30km/h しか出せませんので、その速度では走行時の風切り音なんて無縁でした。ところがPCX に乗って50km/h も出すと、ゴーーというもの凄い音の風切り音が発生する事となりました。最初は凄い大きさの風切り音にビビッていましたが、次第に慣れてきました。とは言うものの、快適とは言い難い風切り音がどうにかならないものかと思っていました。

そんな時にあるサイトでヘルメットの形状で、風切り音はかなり違うという事がわかりました。

これまでのヘルメット

小生が原付時代から使っているのは、ジェット型と呼ばれるタイプのヘルメットです。

このタイプのヘルメットは、頭部から頬にかけての部分を保護してくれますが、顎の部分の保護はないタイプです。顎の部分がないので視野が広く、眼鏡をかけたままでも脱着できるというのがメリットです。一方で開口部が大きいために、走行時の風切り音も大きいというのです。

一方でフルフェイス型と呼ばれるヘルメットでは、顎の部分も保護され安全面では優れているとされます。一方で脱着の際には、眼鏡を外す -> ヘルメットを装着(or脱ぐ) -> 眼鏡をかける、という手順となり少々面倒です。そのため安全面の優位性を認識しながらも、ジェット型のヘルメットを使い続けてきました。

しかし長時間走っていると耳が遠くなるのではという風切り音対策もあり、フルフェイスのヘルメットを購入することにしました。

購入

メーカ選び

ヘルメットメーカは世界に多くありますが、安全にかかわるものですのでできれば国内メーカの製品から選びたいと思っていました。バイク用のヘルメットの世界シェアNo.1のシェアを誇るSHOEI(本社:東京都台東区)やMotoGP・F1といった世界トップレベルのレースでも、非常に高い使用率を誇るArai(本社:埼玉県さいたま市)などは購入候補選定で最初に挙がるメーカです。

ただこれらの会社の製品は安いものでも3万円台後半で、なかなか高価です。と言って半島や大陸のメーカの製品に手を出す気は起きません。そこで選んだのがOGK Kabuto(本社:大阪府東大阪市)の製品でした、最廉価のFF-RⅢというモデルであれば定価が20,000円です。

そこで早速、柏市にあるバイク用品を扱う店舗で実物を試着後に、某ネットショップで購入することにしました。ポイントを考慮した実質購入価格は12,000円ほどでした。

開梱の儀

購入したショップの大きな箱で届きました。このショップでバイクのヘルメットが売っているのは、今回まで知りませんでした。

箱を空けると再び箱が。OG Kkabutoのロゴが中心に描かれています。

いくつかカラバリはありますが、今回は光沢のある黒にしました。ところで今回はいくつかオプションパーツも調達していました。まずはこちら

まずはブレスガードです。実は今まで冬の時期にはシールドや眼鏡の曇りに悩まされていました。こちらはブレスガードという、シールド曇り対策のパーツです。吐いた息がヘルメット内で上昇するのを抑え曇りを予防するものです。標準でも小さなブレスガードはついているのですが、大きなものに交換し曇り対策をします。

まず標準のブレスガードを外し

オプションのブレスガード(製品名ブレスガードPro)を装着します。

装着した感じはこんな感じです。効果があると良いのですが

次に用意したのは、交換用のシールドです。標準では透明のシールドがついていますが、これをブルーミラーのシールドに交換します。

交換した感じはこんな感じ。見た目はぐっと変わります。今回購入したのは黒一色です。そのままでですと、ちょっと寂しい感じもしますので、ちょっとカスタマイズをしてみましょう。

左右には、世界最高峰のバイクレース、motoGPのスポンサーでもあるドリンクメーカの、こんなステッカを貼ってみました。

後方はこんな感じにしてみます。

インプレ

こちらのヘルメット、デビューは幕張の運転免許センターに限定解除をしに行った日となりました。途中には交通量の多い国道357号線や、幕張新都心の広い道を走りますので、一般道の制限速度MAXの60km/h を出す場面も想定されるルートです。

今回はXLを購入しました。バイク用品店で試着した際、SHOEIやAraiではこのサイズでも窮屈な印象がありましたが、FF-RⅢでは被ってしまうと圧迫感は感じません。重量感も感じませんので長時間の運転でも疲れなさそうです。

そして肝心の風切り音ですが、今までのジェット型では50km/hを超えると、ゴーーという大きな音がしましたが、そういった音がありません。それでもピューという高めの音が小さくしますが、今までと比べると雲泥の差です。なぜ早くフルフェイスに変えなかったのかと、後悔するほどです。と、いう事で今回のヘルメットの購入は大満足の結果となりました。

9 responses on OGK Kabuto「FF-RⅢ」購入

  1. いはち より:

    私は19歳の冬に50ccのハスラーで田舎から千葉まで
    走ってきました。
    その時に当時は原付はヘルメットは義務化されていなかったのですが
    さすがに寒いだろう・・と思ってホームセンターで3000円くらいの
    フルフェイスを買いました。
    安かろう悪かろうでしたね。
    それを被って自動二輪の免許を取りに行って、合格してから上野の
    バイク用品屋さんでアライのフルフェイス・・ベントを買いました。
    まずフィット感と風切り音が全く違ったのを覚えています。
    良い品を買われましたね。
    でも、このデザインは目立つかもしれません。

    1. ま~く より:

      いはちさん

      以前はヘルメットが義務化されていませんでしたからね。ベトナムなんかでも10数年前にヘルメットが義務化されてからバイクの死亡事故が大幅に減ったようなので、やはりヘルメットは大事だという事がよくわかりますね

      Araiのフルフェイスをお使いでしたか。本来であれば私もAraiが良かったのですが、予算の関係でOGKとなりました。比較的安いモデルですが使い勝手は良いですよ

  2. 鉄路迷 より:

    そっかあ。
    私はバイクに乗らないから、こういうことがあるのは知りませんでした。
    風きり音と言ったら、JR型の安っぽい電車での扉から漏れてくる音だと思っていましたから。

    1. ま~く より:

      Dr.鉄路迷さん

      風切り音は50ccに乗っている時は気が付きませんでしたが、125㏄に乗り換えて実感しました。まぁ、体がむき出しになっていますので、風も感じるわけですね

  3. あさと より:

    ゆーつべで
    大陸製のメットと日本製のメットの強度比較が
    いくつかあったのを記憶しています
    絶対に大陸性はダメなようですね

    確かにフルフェイスは面倒くさそうです
    東武を入れ込まないといけませんからね

    1. ま~く より:

      あさとさん

      私もYoutubeでヘルメットをボコボコにする動画を何度か見た事があります。やはり命を守るものですので、日本メーカの物の方が安心できます。

      フルフェイスは被るのが面倒なので、近場にしか行かない時は以前に使用していたものを、少し距離を走る場合にはフルフェイスと使い分けています。

  4. sakizo より:

    OGK kabutoはコスパ高し!です。

  5. sakizo より:

    おおおお!コメントできました!

    1. ま~く より:

      sakizo さん

      初コメントありがとうございます。
      コメントできませんでしか?お手数をおかけしたようですみません。OGK Kabutoはコスパ良いですよね

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