PCXの12か月点検

12か月点検の案内

昨年12月に2軒のバイクショップから、拙宅に葉書が届きました。ともにPCXの12か月点検の時期が近付いたことを知らせるものでした。

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最初に届いたのはPCXを購入したショップからでした。葉書には12か月点検は要予約で、1週間預けた場合は10％割引になると書かれています。費用に関しては13,200円と書かれています。ただ毎日通勤で使用していますので、1週間も預けるには代車を出してもらわないといけません、バイクで代車ってあるんですかね？

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最初の葉書から1週間ほど遅れて届いたのが、こちらの6か月点検をお願いしたショップからの葉書でした。電話をすれば引取りに行くと書かれていますが、予約が必要かは書かれていません。だた費用に関しては、2,970円～となっています。こちらは交換部品があれば、その分費用が掛かるという事なのでしょう。

点検項目はメーカーであるホンダが定めていますので、どちらにお願いしても変わることはありません。それにも関わらず、10,000円以上も価格差があるとういうのは驚きでした。もともと12か月点検も、6ヶ月点検と同じショップに出すつもりでいましたので、この葉書を見てやはり購入店には出さないことを決断します。

12か月点検の項目

メーカであるホンダは12か月点検の点検項目として以下のような内容を定めています。

フロント・フォーク

• ステアリング・ステムの軸受部のがた有無

ブレーキ関連

• ブレーキの遊びの状態
• ブレーキの効き具合
• ブレーキ・ロッド及びケーブルの緩み、がた及び損傷の有無
• ブレーキ・ホース及びパイプの漏れ、損傷及び取付状態
• マスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ及びディスク・キャリパの液漏れの有無
• ブレーキ・ドラム及びブレーキ・シューの摺動部分及びライニングの摩耗具合
• ブレーキ・ディスク及びパッドの隙間の状態
• ブレーキパッドの摩耗具合

タイヤ関連

• タイヤの状態・空気圧
• タイヤの摩耗・亀裂の有無
• タイヤの溝の状態
• ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩みの有無
• フロント・ホイール・ベアリングのがたの有無

駆動系

• クラッチ・レバーの遊び
• オイル漏れ有無及び量の確認
• ドライブ・チェーンの緩みの有無
• ドライブ・ベルトの摩耗・損傷の有無

電気系

• スパーク・プラグの状態
• 点火時期の確認
• バッテリのターミナル部の接続状態の確認

エンジン関連

• 低速及び加速の状態
• 排気ガスの状態
• エア・クリーナ・エレメントの状態
• エンジン・オイルの漏れの有無
• 燃料漏れの有無
• リンク機構の状態
• スロットル・バルブ及びチョーク・バルブの作動状態
• 冷却水の漏れの有無

その他

• エキゾースト・パイプ及びマフラの取付けの緩み及び損傷有無の確認
• フレーム緩み及び損傷有無の確認
• シャシ各部の給油脂状態

こうして見ると、6か月点検の時よりも点検項目は多いです。

12か月点検実施

6か月点検の時は、バイク屋に持って行き30分もすると作業が終わりましたが、今回は点検項目も多いので同じようには行きそうにありません。そこでショップに電話して、どのくらい時間がかかるか聞いてみると、「朝に出したら夕方位に出来上がると思ってください」との事でした。

そこで12月の最終土曜日に自走して持って行くことにしました。案内の葉書には引取りに関して言及がありましたが、他店購入のバイクですので、やはり引取りに来てもらうのは悪い気がします。。

ショップの開店と、ほぼ同時に到着します。実はこちらのショップは、実家から歩いて10分ほどのところにあります。一瞬、実家で時間をつぶそうかとも考えたのですが、コロナ禍の状況を考えると毎日都内に通勤している小生が高齢の親に会うのは気が引けます。そこでバスに乗って駅前に行き、駅周辺で時間をつぶすことにしました。

12か月点検終了

駅前で食事をしたり、ショッピングモールを覗いたりしていると、15時頃になりバイクショップから点検が終わったと連絡が入ります。そこでバスに乗ってバイクショップに戻ります。

バイクショップに到着すると、走行距離が5,000km程度という事もあり、悪い箇所もなく無事に点検が了したと店主から告げられます。ただタイヤの空気圧が下がっていたとの事で、こちらは調整して頂いたようです。点検と合わせて実施する事が多いオイル交換も、自分でやっていますのでショップにはお願いしませんでした。と、いう事で案内のはがきにあった通り、2,970円で12か月点検は終了しました。