タイ渡航情報(2022年6月版)

新型コロナウィルス(COVID-19)の拡大防止のために取られていた、外国人のタイ入国に関する条件が色々と変更になっています。

出入国手続き

Thailand Passの廃止

外国人観光客の受入開始以降、タイ渡航の際には、Thailand Passというシステムでの申請が必要でした。申請にあたってはワクチン接種証明の添付、タイ政府が指定するCOVID-19医療保険への加入、入国時のPCR検査の結果が出るまで待機するホテルの予約などが必要でした。

しかし7月1日からはThailand Passの廃止されることになり、Thailand Pass申請に必要だった入国条件は撤廃されることになります。

出入国カードの暫定廃止

コロナ禍以前から外国人がタイに入国する際には、出入国カード(TM6)の提出が必要でした。しかしタイ政府は閣議で、空港のイミグレーションの混雑緩和の為、空路の入国者に限り暫定的に出入国カードを廃止することを決定しました。

実施時期に関しては未定との事ですが、完全な廃止も検討されているようです。

タイ国内状況

感染対策規制撤廃

タイでは屋外でもマスクの着用を義務付けられていました。しかし6月17日の新型コロナウイルス感染症対策センター会議で、新型コロナ感染症対策の行動規制などを緩和すること決定しました。これにより、7月1日からマスクの着用について義務から任意となります。

またこれに合わせて飲食店の営業時間の緩和も実施されます。これまでは、午前0時までとなっていた飲食店の営業制限を午前2時までに緩和することになります。街中にはコロナ前の光景がかなり戻ってくることになりそうです。

航空便再開

タイ国際航空は7月1日から成田—バンコク便の運航を1日2便に増便することを発表しました。また羽田—バンコク便もデイリー運航で再開します。航空便も以前に近い状態に戻ってきたようです。

タイ渡航の懸念点

ようやく様々な規制が解除され、タイ渡航の環境が整ってきましたが、新たな懸念が生まれています。それがロシアのウクライナ侵攻に起因した原油高です。国際線の搭乗にあたっては、航空券代のほかに燃油サーチャージがかかります、

ANAの発表では8月以降発券のタイ便について、片道25,800円を徴収するとしています。往復にすると50,000円以上もかかることになり、タイ渡航にあたっては大きな足かせとなりそうです。

※こちら情報は本校執筆時の情報となります。タイ渡航にあたっては最新の情報をご確認ください

2 responses on タイ渡航情報(2022年6月版)

  1. あさと より:

    タイへの渡航は垣根が低くなりましたね
    ANAも便数を増やしたようです

    陰性証明(ワクチン3回証明)とタイランドパスと保険
    これだけでしたっけ
    年末に予約が実はあるのですが
    タイには行けるとは思いますが
    日本への帰国がめんどくさそうです
    それと帰りに台湾に寄る行程なのですが
    台湾自体が観光目的の外国人の入国をまだ許していませんので
    実質まだあきらめています

    昨日来年のGWの予約だけは入れたのですが
    日本から台湾の単純往復ですが
    サーチャージと空港料金で3万5千円かかりました

    1. ま~く より:

      あさと さん

      はい、タイ入国に関してはだいぶ垣根が低くなりました。基本的に2回のワクチン接種証明があれは、入国可能となります。Thailansd Passも保険も今回の措置で不要になります。

      燃油サーチャージはちょっと高くなりすぎですね、我が家の場合、タイに行くと燃油サーチャージだけで15万ほどの負担が必要となってしまいます。


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