本日よりBali Tropic Resort & Spaというホテルに缶詰めとなる。と、いうのもAll Inclusiveという宿泊プランでの宿泊となるのだ。All Inclusiveとは文字通りすべてが含まれた宿泊プランで1日3食の食事に加え、ホテル内のバーも一定の範囲内で利用し放題のプランである。
またアクティビティもホテルによって提供され、シュノーケリングやウインド・サーフィンなどを楽しむことができる。もちろんホテルにはプライベート・ビーチやプールが設置され、必要があればジムで体を動かすこともできる。つまりホテルから外出しなくても、ホテル内ですべてのことが完結するというものだ。バリ島で、このような宿泊プランを用意するホテルは、小生の知る限りブノア地区にいくつか存在するようだ。
こういったリゾートの楽しみ方は日本人にはあまり馴染みの薄いものかもしれない。比較的、長期間の休みをを取りやすい欧米と異なり日本では休暇が短いことが多く、旅行に行っても観光地をはハシゴしてしまいがちだからである。そんなこともあってか、このホテルに宿泊する日本人客はあまり多くない。ホテルのスタッフも、「こんにちは」以外の日本語ができるスタッフはおらずスタッフとの会話はすべて英語かインドネシア語となる。
実は昨年のバリ旅行の際も同ホテルに泊まった。しかしその際は、パック旅行であったこともあり、通常の1泊朝食付きというプランであった。同じホテルに宿泊し、ホテル内でのバカンスを楽しむ満喫している欧米人の姿を見て、次回に利用する機会があれば絶対にAll Inclusiveでの宿泊をしようと考えていたのである。
なおこのホテルの食事はすべてがビュッフェ形式となるので、本ブログとしては少し単調な内容が続くことになるかもしれない。
【朝食】-ホテル内-
朝食のビュッフェの中から小生が選んだメニューは以下のようなものであった。
・クロワッサン
・ミーゴレン
・ポーク・ソーセージ
・ベーコン
・トマト
・レタス
昨年宿泊した際もそうであったが、ソーセージは朝食時に毎日用意されている。しかし変わっているのはその素材である。日本であればソーセージは豚肉と決まっている(魚肉ソーセージなんてものもあるにはある)が、ここにはチキン・ソーセージ、ビーフ・ソーセージなどといったバリエーションがある。
この辺は宗教によって禁断の食べ物があるからなのだろうかと考えたものである。
【昼食】-ホテル内-
All Inclusiveで食べる初めての昼食となる。本日の昼食はインドネシア料理が多く並ぶものとなった。その中に小生の選んだ料理は以下の通りである。
・スチームライス
・豚肉ケチャップ煮
・ルンダンサピ
・アヤムバカール
・サユール
・テンペ
・ソトアヤム
インドネシア料理もブュッフェということもあり、盛付もナシチャンプル風にしてみた。この中ではルンダンサピの味が格別であった。また豚肉のケチャップ煮もなかなか秀逸な味である。一方でアヤムバカールの方はというと、肉がパサついた感じで少し残念なものであった。
【夕食】-ホテル内-
プールとビーチの間のスペースにテーブルが並べられ、夕食会場として設えられた場所で、グリルブュッフェをいただくこととなる。この演出はなかなか心憎いもので、雰囲気は抜群である。いつもと同じように多くの料理が並んだが、小生は以下の料理を選択した。
・ビーフグリル
・チキングリル
・ピラフ
・自家製パスタ
・アボガドサラダ
・ホットサラダ
食事の内容は写真が暗くてわかりづらいが、かなり肉食度が高いものになってしまった。食した料理の中ではビーフグリルの味が格別であった。
夕食後はそのまま食事の場所が会場となり、ケチャダンスが催される。先日、ウルワツで見たものと比べるとその迫力は比べるべくもないが、それでもホテルの演出には感動ものであった。