バンコク – アユタヤ間のSL運行

タイ国鉄では、毎年王室の記念日+αの記念日に、バンコク-アユタヤ間で蒸気機関車を運行している。その運行日とは以下の通りである。

3月26日 タイ国鉄開通記念日
8月12日 シリキット王妃誕生日
10月23日 チュラロンコン大王記念日
12月05日 プミポン国王誕生日

実は今年の春の訪タイの際に、この日程に合わせられないか検討した経緯もあるだが、ソンクラーンとの兼ね合いで断念していた。運行される蒸気機関車は日本製のパシフィック824とパシフィック850との事である。(テツに関して門外漢なため機関車の詳しい説明は割愛)

そんな蒸気機関車が今週の10月23日に恒例通り運行されたようである。小生がアユタヤを訪問しタイ国鉄を利用した際にかなり遅延した話は以前にも書いたが、今週の運行でも1時間以上の遅れが発生しながらの運行となったようである。

年に4回と機会は限られるものの、運行に合わせて訪タイが実現した際には乗車にチャレンジしてみたいものである。


Youtubeに掲載されていた、SLの様子。


11 responses on バンコク – アユタヤ間のSL運行

  1. あさと より:

    日本の蒸気機関車らしい顔つきですね
    海外の鉄道列車と言う感じはまったくしません
    駅では見物人がある程度いるようですが
    年4回のイベントとしては
    やはりまだまだタイでのテツ熱のなさを感じます
    よく見てみますと
    客車は冷房もない物のようですね
    経済発展最中の国ですので
    これはやはり魅力外として捉えられるかもしれませんね
    (台湾でも特急車が人気なように)
    機関車がお尻同士でつながれてる点は
    やはり専門家のコメントを待つしかないようです

  2. いはち より:

    タイには蒸気機関車をメンテナンスしてくれる職員がいるのですね。
    年に四回の為に雇われている訳ではなさそうですが
    他にも鉄道の仕事をしながら、こちらも動かして
    いるのでしょうかね。
    重連のお尻合いは・・・
    たぶんですが、転車台が無いので一旦ホームから外れて
    機関車だけ別の線路から回って逆方向の先頭に
    回るためなのでしょうかね。
    私もその専門家の人の意見が聞けると嬉しいです。

  3. 鉄路迷 より:

    おほほ。
    日本的な顔つき・・・、
    ではなく、日本のSLですよ。
    戦争中にアチラに渡ってそのまま戦後賠償として置いてきたものです。
    いいですね。
    実際に見てみたいなあ。

  4. 旅途愉快 より:

    日本製の機関車ですね。
    今もなお美しい姿でいるのは嬉しい限りです。

  5. 鉄路迷 より:

    あ。お尻合いなのは、いはちさんのおっしゃる通りです。
    あと、こういう重連を変則重連というのですが、
    SLは後ろ向きの方が力が出るので道中に勾配とかがあるのかもしれません。
    ちょうどリヤカーを人間が押したり引いたりしているところを想像してください。
    前向きに引っ張るのが一番速いですが力は出ない。
    後ろ向きに引っ張るとスピードは出ないがそこそこ力はある。
    前向きに押すとさらに力が出ますし、
    後ろ向きにお尻で押し上げるとスピードは全然出せないけれど一番力が出ます。

  6. ま~く より:

    あさとさん
    確かに数名の見物客がいますがあまり数が多くはないですね。
    ただ昨今の日本のテツの熱狂ぶりになってしまいますと、なかなか
    見にくい状況になってしまいますので、あまりタイでテツ熱が
    高くならないうちに見てみたいと思っています・
    客車は確かに非冷房車のようですね。
    タイ国鉄では、まだまだ非冷房車も多いですのでこう言った
    定常運用でない客車にはこういう車両が使われるのかもしれませんね

  7. ま~く より:

    いはちさん
    タイ国鉄にも蒸気機関車のメンテナンスができる職員が
    きちんといるのですね。専属という訳にはいかないでしょうから
    普段は通常の業務もやはりしているのでしょうね
    確かにバンコクのフワランポーン駅には構造的にも転車台を
    設置できる場所がありません。そこでこういう連結をして
    いるのですね。

  8. ま~く より:

    Dr.鉄路迷さん
    来年夏の旅程の詳細を存じていませんが、旅程が合えば8月の
    運行に合わせる事ができるのではないでしょうか?
    ベトナム、ラオス、カンボジアと言った旧フランス領の
    インドシナに終戦間際の数年間日本軍が進出しいていましたが
    当時進駐していないタイにはどのような経緯でSLが行き、置いてくることになったのか
    興味があるところです。
    お尻合いについては、詳しい解説をありがとうございます。
    拝見したところ自動車の前進とバックの関係にも似ていますね。
    タイ国鉄の起点となるフワランポーン駅には転車台を設置する
    ようなスペースはありませんし、線路の延長線上に駅舎があり
    ますのでこのような形の連結となるのですね

  9. ま~く より:

    旅途愉快さん
    映像を見たところ綺麗に保存されているようですね。
    こう言った車両をやはり見てみたいです

  10. 鉄路迷 より:

    おそらく、泰緬鉄道の関係があると思いますよ。
    タイは世界からの機関車を導入したのですが、
    日本の小型で小回りがきき山岳に強いSLの技術にびっくりしてあとから追加発注を受けたほどです。

  11. ま~く より:

    Dr.鉄路迷さん
    『戦場にかける橋』でもお馴染みの泰緬鉄道ですね。
    泰緬鉄道については以前から少し興味がありましたので
    機会があれば、見に行ってみたいと思っている鉄道のひとつです
    そんな経緯があったんですね


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