毎年、この時期に成田にあるタイ仏教寺院、ワット・パクナムで行われるトードカティンであるが、今年も先週末の日曜日に行われたので行ってきた。昨年は9時位の現地着で若干遅かったと言う印象であったので、今年は8時頃に現地に到着するように早朝から出掛ける事になった。(→昨年のトードカティンの様子)
現地に到着してみると昨年と同様に、寺院の敷地には沢山の飲食を提供するテントが並んでいる。朝早い時間にも関わらず、敷地内はすでにタイ人であふれかえっている。見たところ昨年よりもタイ人比率は高いように見えた。天気予報を見て物見遊山的な日本人が訪問を控えた一方で敬虔な信仰を持つタイ人は予定通り訪問した結果かもしれない。会場で出会ったタイ人のなかには1人1,000円づつを出し合って観光バスをチャーターし、早朝3時に長野を出発して成田までやってきたなんて人もいた。
そんな風に日本各地にするタイ人が集まるイベントだけに、思わぬ出会いや再会なんてものもあったりする。昨年もある再開を果たしていた小生も会場で予想外の人と遭遇する事になった。タンブンを済ませ寺院の敷地の隅で座ってクィテアオを食べていた時の事である。小生の隣には初老の日本人夫婦が座っていたが奥方の方が、料理を物色しに席を立った。
傍目には小生の隣があいた形になり、少しして「ここ座っていい?」と言う声に「ここはウチの奥さんが戻ってくるから」と即座に初老の紳士が返す声を聞いていた。小生はそんな様子には気にもとめていなかったのであるがふと顔を上げてびっくりする事になる。そこにいたのは平日のランチに良く行くタイ料理店の女性店主がいたのだ。小生がこの日にワット・パクナムに行く事は話していなかったし、店で話題になった時も彼女は前日の土曜日は夜遅くまで店があるし、早起きは苦手なので行かないと話していたのだ。
多くの人がごった返す寺院内で事前に申し合わせていない知り合いに偶然会うと言うのは、人の縁と言うものを感じさせられる出来事であった。
長野を朝3時に出てやってきたバス。長野もタイ人が多いのですね
外交官ナンバーの車も多数止まっています。
本堂は相変わらず美しい佇まいです。
トードカティンは、お坊さんに袈裟を献上する伝統儀式です。
こちらでは袈裟ではないではないですが食べ物を献上しています。
昨年に引き続きソラポン・チャートリーが来日。日本で言うなら高倉健のような、タイ人なら知らない人がいないような大スターです。来場者と沢山写真を撮っていましたが、なぜか女性とばかり
さてお祈りをしましょう。こちらの箱に御布施を入れてお花を貰います。
こちらの礼拝堂でお祈りをします。
お祈りが済んだので朝食にしましょう。朝食抜きでしたので空腹です。
こちらはムーサテを焼いています。
サイクロックイサーンも美味しそうです。
ガイヤーンですが焼いているのは、ボンジリの部分
ソムタムを作っていますね。辛くておいしそうです。
ポーピア・トート(揚げ春巻き)ですね
こちらではナマズを焼いています。
焼く前の姿はこんな感じです。日本のナマズとは少し形が違います。
朝食に頂いたのはクィテアオですが、チェンマイ風との事でかなり辛めの味。
私は美味しく頂きましたよ(笑)
こんな風に切って頂き
サイクロックイサーンも頂きました。
昨年同様に寺院の裏手にはフリマが行われています。腹ごなしに回ってみます。
タイ人の台所には欠かせない唐辛子。昨年はここで大量に購入しましたが今年は自宅栽培が大豊作でしたので逆に売りたいくらいです。
様々な野菜に粽のようなものや
ドリアンなんかも売っています。味は好きですが自宅で食べるものではありません
クリームなどのスキンケア用品なんかも売っています。やはりタイ人はタイの物を使いたいようです。
青パパイヤ始めとして様々な物を買いましたが、変わった所ではこれプラートゥーという魚です。首が曲がった形になっているのはセイロで蒸す時に曲がると言う事ですが真偽のほどは不明。味はアジみたいな味。
さて時間も昼になったので境内に戻り、再び食事。まずはカオカームー。
タイ人のソウルフードですね。でもこれは、ちょっと汁が多すぎです。
そして焼きナマズ。
なにかデザートを、と思って捜しているとこんなものが
カノムクロック。ココナッツミルクに粉を入れて焼いたものです
ちょっと足りなかったのでクィテアオ センヤイを追加。
結果的にこれで食べすぎました。
この本堂の形で思い出しました
前に登場していましたね
しかしここはタイではないだろうか・・・・・
と思うようなお料理のオンパレードですね
昨年よりお料理が増えてるような気がするのは
ま~くさんのタイ料理の知識が上がったからなんですね
昨年も行かれた成田にある寺院ですね。
確かに去年よりも料理の種類が多いかも
しれません。
遠くからバスで来る人がいるほどですから
日本にいるタイの人にとって、楽しみなのでしょう。
ボンじり。私は好きですよ。
お寺の前だろうが、ファンの女性ばかりと写真を撮るという煩悩の塊みたいなタイの健さんにシンパシーを感じます(笑)
あさとさん
はい、昨年も登場したタイ仏教寺院になります。
恐らく今後も定期的に登場するものと思われます。
確かにタイ料理の知識が上がったと言う部分は関係しているとは
思います。特にプラートゥーなんて代物は一般的なタイ料理店では
お目にかかる事はないですからね。
ただ前回は昼食のみであったものが、今回は朝食+昼食だったのが
品数が多くなった要因でもあります
いはちさん
提供されている料理の内容も昨年とは若干違いがあり
そういう意味でもなかなか楽しめましたよ
日本にあるタイ仏教寺院と言うのはそれほど多くはありませんからね
それにこちらはタイでもかなり格式の高い寺院の別院ですので
多くの人が遠方からやってくるようです。
餌釣師さん
タイ人に彼の写真を見せて、これまで知らないと言う人を見た事が
ありません。それくらい有名な俳優さんなので、女性のファンも
多いのでしょうね