本日12月5日はタイ王国ラーマ9世、プーミポンアドゥンラヤデート国王陛下の88回目の誕生日である。タイではこの日は父の日としても扱われ国民の祝日となっている。今年は土曜日と重なっているため、7日が振替休日となるようだ。
しかし近年は体調が思わしくなく病院で入院生活を送られる日々が続いており、その動静をつたえる報道も少なくなっている。今年につたえられて国王の動静を列挙すると以下のようなものとなる。
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
【2015年5月5日】
即位記念行事に入院先の病院からご出席
【2015年5月10日】
2014年10月から胆嚢と摘出する手術のため、ご入院されていたバンコクの病院後ご退院
【2015年5月31日】
ホアヒンに滞在していた国王が、バンコクの病院に搬送され入院
【2015年7月14日】
干ばつ被害が甚大な9県に「人口降雨センター」を設立するよう指示
【2015年8月10日】
脳脊髄液(のうせきずいえき)が脳を圧迫し歩行が困難になるなどの症状が見らたことから、脳に溜まった脳脊髄液を除去するための手術を受ける。
【2015年9月14日】
胸部感染症の治療を受ける。感染症については回復
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
と、こんな感じで病状に関するニュースがほとんどである。タイ国政の命運を左右する国王の病状は心配なところである。
そんな中、タイ王室で存在感を増しているのが、国王と同じく国民の敬愛を受ける娘のシリトーン王女である。タイのTVを見ていてもその動静は頻繁につたえられているし、街中でもシリトーン王女の肖像が増えているようである。
いづれにしても国王の一日も早いご回復を祈るばかりである。
ご高齢の国王ですから
回復をされてもさらに良化することは少ないでしょうから
この情勢で今の王権支持派が政権を取ってることは
ある意味正解なのかもしれません
（うかつなことは言えませんが）
確かに昨年末からシリトーン王女の肖像画が多くなりましたね
国民としては次期国王は王女になってもらいたいのでしょうけど
そのあとのことを考えますと
独身で子供なし
さらに今後も子供を授かることが出来ない年齢の王女は
ちょっとウルトラＣを使わない限り難しいかもしれませんね
あさとさん
長く王位にあり国民に慕われている現国王＆国民に離婚問題などで、あまり人気がない息子の王位継承権保有者と言うのは、欧州の島国に似た構図ですね。
欧州のあの国もそうですが、ひと世代飛ばして王の孫が即位するというのが両国ともに一番うまくいくのではないかと思っています。タイの未成年の王子には人気のあるお叔母様が摂政に着くという方法もありますし・・・
確かに女王様の肖像画も目立ちますね。
気のせいかと思ってましたがやっぱり増えているんですね。
王様が入院されるのはシリラート病院ですよね。
以前はご健康をお祈りする記帳所があったのですが、今もあるのかな？
餌釣師さん
おっしゃる通り入院されているのはシラート病院ですね。現在も記帳所があるかはわかりませんが、たぶんあるのではないでしょうか。
実はあの病院併設された博物館が気になっているのですが、行くにはそれなりに勇気がいりそうです