市川市民プール

8月に入ったある日曜日に、自転車で10分ほどの距離にある市民プールに行ってきました。こちらの市民プールは小生がまだ小学生だった頃にオープンし何度か利用したことがありました。しかしある年齢になってからは利用機会はなく、実に数十年ぶりの利用となりました。

市民プールには開設当初より25mプール、50mプール、流水プール、子供プール、幼児プールと5つのプールが設けられています。今回利用してみてもその構成は変わりませんが、子供プールには以前にはなかった滑り台が設置され子供たちでにぎわっています。また市民プールの一番人気は依然と変わらず流水プールで多くの人で賑わっていました。まさに芋洗い状態で利用者は泳ぐという事はほぼ不可能で、流れに乗って流れているだけと言う状態です。開設から30年以上が経過し市議会でも閉鎖が議題に上がる事のある施設ですが、まだまだ人気は高いようです。

そんな来場者を見て強烈に違和感を感じたのが、プールに入っている人たちの姿です。感覚値ではあるが三分の二程度の客は着衣のままのようなスタイルでプールに入っているのです。それも男女の性別や年齢は関係なく、着衣スタイルのまま泳いでいるのです。
プールと言えば水着になって泳ぐものと思っているオジさんにとっては、その光景は奇異なものにも感じる事となりました。

後になって調べてみると彼らの着ていたのは「ラッシュガード」と呼ばれるもので、ポリウレタンやポリエステルでできた薄手の生地作られたウェアで、水着の上に着て日焼けや怪我を防ぐためのものと言う事でした。(ラッシュガードはこんな感じのものです->Googleで画像検索)通常の衣服と違って着たまま泳ぐのも問題なく、速乾性にも優れているもののようです。またデザインも様々で、なかにはパーカーのようにフードのついたものまであり、見た目は通常の衣服と変わりないように見えます。

最近は女性だけでなく男性もUVケアに関心を向ける人が増えているうえ、子供のUVケアの重要性を説く人もいたりします。市民プールで見た光景はそんな世相を反映したものだったようです。長い間、プールに行かない間に世の中のトレンドは大きく変わっていたようです。

4 responses on 市川市民プール

  1. いはち より:

    市民プールですか~。
    白井市にも(まだ町の頃)町民プールが出来て、ジャンボ滑り台みたいなのが
    あったのでよく行きました。
    この年で一人で行くと変な目で見られそうなので行かないのですが。
    確かにラッシュガードは焼かない人にとっては必須アイテムですね。
    ラッシュガードが着用可能だからと言って、普通のTシャツなどを着用するのは
    衛生的にもどうか?と私も思ってしまいます。
    ちなみにわが市のプールは水着以外の着用やピアス等も禁止な厳しい場所です。

    1. ま~く より:

      こちらの市民プールも以前は水中メガネ、ビーチボール、タトゥなんかは禁止でした。しかし現在では水中メガネ、ビーチボールは良いようで、タトゥも露出しなければ可となっています。時の経過とともにルールの緩和が進んだようです。以前ならラッシュガードもNGだったのでしょうが、「露出しなければ」に絡んでか認められているようです
      ただ1時間に一度全員がプールから上がって休憩を取ることが求められています。その10分間はプール内からは誰もいなくなります。このルールは開業当時から続いています。

  2. あさと より:

    服装に着いては
    餌さんの最新記事でもありますが
    時代とともに変わってきています
    ただ
    この場合衛生的な問題と
    安全上の問題があると思いますので
    その当たりが使用者側が認識しなければなりませんね

    1. ま~く より:

      あさとさん

      私がプールを利用していない間に、世間のトレンドが変わっていたんですね。なにせ私が日本国内でプールに入ったのはこの時は10年以上ぶりでした。それだけの期間があれば、まぁ変わりますよね

      ただ専用のラッシュガードなら問題ないでしょうが、Tシャツなんかで代用使用とするとそれは危ないですね

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