第2段階に入って最初の教習はシミュレータでの教習になります。第1段階のシミュレータでは小生と同じ小型ATの取得を目指す人と一緒に教習を受けましたが、今回は大型二輪の教習を受けている50歳代の男性と一緒の教習になりました。
教習開始
この日の教習は少し意外な形で始まりました。指導員自身が自己紹介した後に、教習生も免許を取ったらどんなバイクに乗りたいかなどとの話をさせられます。なんだかんだで冒頭の20分ほどは、そんな感じの雑談でした。
ひとしきり雑談が終わったところで、ようやくシミュレータに乗っての教習が始まります。この日は「路上運転に当たっての注意と法規走行」という内容になります。標識などに注意して乗車するように言われます。
まずは大型二輪の男性から開始となりました。あまり長い時間ではありませんでしたが、後ろから見ていた感じですと無難にこなして終了したように感じました。次いでシミュレータをATバージョンに変更して小生が乗車です。一通り終わったところで指導員による解説となりました。
大型二輪の男性はバス優先レーンで後ろからバスが来ているのに、道を譲らないことについて指摘されていました。確かに彼が乗っているときにやたらバスが後ろからあおってきているなと思いましたが、バス優先レーンというのは気づきせんでした。小生の方は大きな問題はなく、全体として信号のない横断歩道で歩行者がいたら一時停止をするよう注意喚起があって終了となりました。
今回で強く思ったのはシミュレータは実技教習にカウントされていますが、実態としては学科に近い内容であるという事です。そうなると、やはり実車の教習時間が余計に短く感じてしまいます。
今回の教習項目
No | 教習項目 | No | 教習項目 |
1 | 路上運転に当たっての注意と法規走行 | 10 | カーブの体感走行 |
2 | 通行区分など | 11 | 急制動 |
3 | 走行ポジションと進路変更 | 12 | 回避 |
4 | 交差点の通行(直進) | 13 | ケース・スタディ(交差点) |
5 | 交差点の通行(右折) | 14 | 交通の状況及び道路環境に応じた運転 |
6 | 交差点の通行(左折) | 15 | 危険を予測した運転 |
7 | 見通しの悪い交差点の通行など | 16 | 高度なバランス走行など |
8 | 安全な速度と車間距離 | 17 | 教習効果の確認(みきわめ) |
9 | カーブの安全走行 | – | 学科教習 |
黄色:今回の教習項目、灰色:教習済の項目、白色:未履修の項目
バス優先レーンですか・・・私の住んでいる所では絶対に見ないものですね。
やはり、地域によって教習の内容は違ってくるのでしょうか。
私が二輪免許を取ったのが40年前ですから・・今はあるのかな。
いはちさん
実際の道路でバス優先レーンなんて都内にでも行かないとなかなかないですからね。完全に見落としていました。交通法規も教習でしなければならない内容は同じですので、全国どこでも内容は同じはずです。ただしいくつかパターンがあるので、指導員に裁量でどのパターンを行うかが決まるようです。違いがあるとするとシミュレータの型によってだと思います。二輪のシミュレータは調べたところ三菱製のものしかヒットしませんが、何度かモデルチェンジしているようです。
バス優先道路は全国的ではないのですね
昔からあるので知りませんでした
大型車の男性は
そうすると普段でも普通に
バイクに乗ってらっしゃるのでしょうね
確かにシュミレーターの内容は
教官は熟知しているので
引っ掻け所があらかじめわかっていて
実地教習ぽくはないのがわかりますね
あさと さん
バス優先レーンに関しては全国共通のルールですが、それが実際にあるところとないところがあるのです。バス優先レーンの目的はバスが定時運行できるためですから、その設置場所は
・片側2車線以上ある道路
・交通量が多く渋滞が見込まれる
の条件を満たす場所という事になります。地方都市で渋滞が発生しないようなところや片側1車線しかないところは設置できない、する意味がないという事になります。