毎年の恒例行事であるが、今年も初詣に東京・神田明神へ行ってきた。例年は元日に親戚の集まりがあることから、元日の初詣はできず翌2日の初詣となっていた。しかし今年は諸般の事情により親戚の集まりが中止となったことから、初めて元日の初詣となった。
到着して驚いたのはその人出の多さである。その年によって参拝客の多少はあると感じていたが、元日の初詣客の多さは全く違うものであった。神田明神の正門は近接する本郷通り(国道17号線)から、50mほどの引き込んだところにある。しかし小生が午前11時頃に到着した段階では、その参道は参拝客があふれ、歩行者も一方通行に規制されていた。また参拝客の列は、本郷通りにも伸びている状態であった。
参道の入り口はこんな状態である。小生自身はその列に並ぶ必要はないのであるが、そこまで多くの参拝客がいるのを見たのは初めての経験であり、やはり元日の参拝客が多いのだという事を改めて実感することとなった。
神田明神の初詣では毎年何らかの変化があるが、今年もある変化が見られた。それは初穂料の値上げである。神田明神では昇殿参拝後にもらえるお札の大きさによって、最低の初穂料が定められている。昨年までは八寸木札が5,000円、一尺二寸木札が10,000円となっていた。一尺二寸木札の初穂料は変更ないものの、八寸木札の初穂料が7,000円に変更になったのだ。
小生の場合は厄年は一尺二寸木札を、それ以外の年は八寸木札をお願いしていた。今年は厄年も関係ないので八寸木札をお願いしたが、思わぬ値上げに少々困惑することとなった。
参拝客がこんなに列を作っているのは初めて見ました。
列は本郷通りにも伸びており警官が交通整理に当たっています。
そんな列を尻目に私は境内に入ります。
境内も大混雑ですね。
今年も昇殿参拝を行います。簡略型の白衣はこの形状に落ち着いたようですね。
祝詞をあげてもらった後は、こちらで古いお札を返します。
毎年、境内裏手では猿回しが披露されています。申年の今年は特にタイムリーですね。ただ毎年と違った演者だったせいかあまり面白くありませんでした。
昨年までは見られませんでしたが「明神餃子」なる餃子を売る出店が多数出ていました。
神田明神下に住んでいたという設定の銭形平次の碑があります。今まで気が付きませんでしたが、台座部分が寛永通宝になっています。
ラブライブとのコラボで何やらあるようです。
こういう関係の物の値上げは
お寺の卒塔婆料とかと一緒で
物価上昇分の値上げと違い
極端にある時ポンと上がりますよね
えっ!と思う位の差が出るのでびっくりです
あさとさん
確かにこういうのは物価変動に関係ないですね。
あちらさんの都合である時にポンと上がるという感じでしょう。ただ20年以上初詣をここでしていますが、初穂料が変わったのは初めての経験でした。
本郷通りまで列が延びているのですか・・・
境内に収まりきれなくらいの参拝客があるのですね。
初穂料の値上げ・・・7000円ですか~
1万円と大差無いように感じてしまいます。
お土産?となるものも違うのでしょうね。
今年もよろしくお願いします。
いはちさん
受付でお願いした時に初めて巫女さんから初穂料が変更になったことを伝えられたので、お札のサイズはそのままにしてしまったのですが、確かにそれなら一尺二寸の方にすれば良かったかなと少し後悔しました。
おっしゃるようにお札のサイズとともに「神餞」というお札と一緒にもらえるものも変わってきます。当然ながら大きなお札をお願いしたほうが良いものをもらえるわけです。
お正月恒例ですね。
私は自宅近所の氏神様および国内の某客先近辺でいくつかある有名どころのお寺や神社を回りました。
いくつも行っても・・・と云うのは有るのですが、一旦行くと今度は毎年行かないと気持ち悪いですよね(笑)
餌釣師さん
そうですね、やはり毎年行っていたところに行かなくなるというのは気持ち悪いです。
年越しを海外で過ごした時などは、帰国後にすぐに初詣をしに行きましたよ。
この値上げは気分が良くないですね。
いままで10000円だったのが、このことによって7000円になってしまうわけで、
同じように考えるひとも多いはずです。
最終的に明神さんの収入が減ってしまっているのではないでしょうか。
Dr.鉄路迷さん
10,000円出していた人が7,000に切り替えるのか、5,000円出していた人が差がわずかだからと10,000円に切り替えるのか、あるいは値上げしたからやめてしまうのか、参拝者の行動はどう変わったのでしょうね。神社側では結果は出ているはずですが、来年の初詣でまたなにか変化があるかもしれません。