プロローグ
GarminデバイスのSpO2測定機能がオンに
以前にアメリカのAmazonでGarmin 製の活動計「vivosmart 4」を購入したことを記事にしたことがあります。
その際に書きましたが、本国アメリカで血中酸素飽和濃度(以下、SpO2)の測定機能が搭載されているモデルでも、Garminジャパンが販売するモデルでは薬事法の規制により、SpO2測定機能は無効化されて販売されていました。新型コロナウィルス(COVID-19)の報道のなかでSpO2測定に関する話が出ることが多くなったこともあり、SpO2測定を行うためにわざわざ米Amazon で購入したのでした。
ところが4月下旬になりGarminジャパンでは突然、SpO2測定機能を有効化すると発表したのです。(Garmin社『「血中酸素トラッキング」機能への対応を4月下旬以降に対象のウェアラブルデバイスで順次開始』) 発表によれば販売済のデバイスについてもファームウェアのアップデートで、SpO2の測定が可能になるとのことでした。
Garmin ジャパンのこの対応により無理してアメリカからデバイスを取り寄せる必要はなくなりました。
米国モデルvivosmart4の不満な点
そんなことがありましたが、vivosmart4 に関しては小型で邪魔にならないのもあって、それなりに満足して使っていました。しかし同時にいくつかの不満があったのも事実です。一番大きなものはバッテリーの持ちです。日本モデルのvivosmart4 では一度充電すると5日ほど使えていましたが、米国モデルのvivosmart4 では2・3日しか持ちません。SpO2測定でバッテリを消費しているのが悪影響を与えているのは間違いありません。
またSpO2測定も睡眠時と任意のタイミングのみでとなっており、常時測定ではありません。またランニング時に使用しているランニングウォッチでは対応している呼吸数測定にも対応していないのは、物足りないところです。
Vevu SQ / Venu SQ music の発売
時系列は前後しますが、2021年2月にGarminジャパンでは、新活動計としてベーシックモデルのVenu SQと、音楽再生が可能なVenu SQ music を発売します。Vevu SQ シリーズではSuicaにも対応しており利便性も高そうです。また前述の呼吸数測定にも対応しているので発売当初より注目していました。
とは言え、その発売当時は日本モデルはSpO2測定機能はオフになっています。SpO2測定を行いたいのであればvivoSmart 4 の時のように米国モデルを購入する必要があります。しかしそうなると日本語表示ができません。vivoSmart 4 もVenu SQ もLINEなどのメッセージを読める機能があります。vivoSmart 4 の小さい画面ではそもそもメッセージを読むのが現実的ではありませんでしたが、Venu SQ シリーズくらいの画面サイズがあればメッセージを読むことは可能です。
米国モデルを購入すると、メッセージが読めないのは残念な気がします。また日本モデル独自機能であるSuica 機能も非対応となってしまいます。Venu SQ シリーズには魅力を感じるものの、日本モデルも米国モデルどちらも、やりたいことが一部できないという状態で悶々としていました。
ところが前述のとおりGarminジャパンでは、SpO2測定機能を有効化しましたので、Vevu SQシリーズの購入について悩む点はなくなりましたので、購入に踏み切ることにしました。
購入
Vevu SQ か? Venu SQ music か?
そんな訳でVenu S Qの購入を決めたわけですが、音楽再生が可能なフラグシップモデルのVenu SQ music か、音楽再生機能のないVenu SQ のどちらを選択するのか決める必要があります。Garmin社が定める定価では、Venu SQ music は31,680(税込)、Venu SQ は 27,280(税込)と両者には4,000円ほどの価格差があります。
別に活動計で音楽を聴こうとは思いませんので、機能的には音楽再生機能がないモデルで全く支障はありません。ただ日常使いするものですので、仕事中につけていても違和感のない色を選らぶ必要があります。そういう観点でカラーバリエーションを見てみます。まずは音楽再生機能のないVenu SQ のカラーバリエーションです。
このなかで仕事中につけていても違和感のないのは一番左のグレーの物でしょう。しかし個人的にはグレーという半端な色の物はあまり好きではありません。そこで音楽再生機能のある、Venu SQ music のカラーバリエーションを見てみます。
フラグシップ・モデルだけあってカラーバリエーションも豊富です。仕事中につけていても違和感のないものもいくつかあります。そこで今回は音楽再生機能は不要ながらも、カラーバリエーションでの選択をすることにしました。そうして選んだのが上図の右上にあるモデルでした。
発注
価格比較サイトで見ると、最安値をつけていたのはAmazonでした。そこで発注を入れると翌日には到着しました。
最近はAmazon の梱包が随分変わりました。余談ですが今回は今まで使用していたGarminの活動計や、修理から戻ってきたマザーボードをオークションサイトで売却しましたので、実質的には費用は発生しませんでした。
開梱の儀
さてさっそく開梱していきます。
日本モデルは米国モデルと違ってパッケージをしっかりと作っています。このあたりは国民性の違いですね
なかに入っているのはVenu SQ music 本体と充電ケーブル、説明書です。今までGarmin社のデバイスはモデルごとに充電ケーブルの形状が違っていました。そのためGarmin社のデバイスが増えるとその数分のケーブ―ルが必要でしたが、最近は共通化する流れにあるようです。こちらの充電ケーブルもランニング時に使用している、ForeAthlete 245と共通のものです。
本体をアップにするとこんな感じ。液晶保護シールがまだついています。
装着した感じはこんな感じです。Apple Watchによく似ています。少し長くなったので実際の使用レビューは、別記事にしたいと思います。
Suicaとしても使えるのですね。
チャージをしたりするための紐づけはどうやって行うのでしょう。
画面にボタンがあるようには見えませんし。
Dr.鉄路迷さん
画面がタッチパネルになっていますので、基本的に操作はタッチパネルで行う事になります。ただ写真では見えにくいですが、本体右側に二つのボタンがあって一部の操作はそちらを使って行う事になります。
Suicaの設定は活動計と連携させたスマホを使って行います。ただスマホのモバイルSuica アプリとは、できる事が違う部分もありますのでそちらは次回の記事で書いてみます
確かにアップルウォッチに似てますね
時計に似てるということは
普段つけていても違和感がないということでしょう
でも手首の大きさからしますと
案外大きなものなんですね
あさと さん
携帯電話ショップの店頭でApple Watch ト大きさを比較してみましたが、殆ど同じ大きさでした。これまで使用していた活動計が小型だったこともあって最初は大きいなと思いましたが、慣れると違和感はありません。